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企画展「マリモ発見120 年 マリモの謎-どこからきたのか? なぜまるいのか?-」2017年8月22日(火)~10月9日(月・祝)

国立科学博物館では、8 月22 日(火)から10 月9 日(月)の期間で、企画展「マリモ発見120 年 マリモの謎-どこからきたのか? なぜまるいのか?-」が開催されます。
今年は、明治30 年(1897 年)8 月23 日に札幌農学校の川上瀧彌(かわかみたきや)が阿寒湖で毬のような球状で美しい藻を発見して120 年目にあたります。翌年、この藻は川上によって東京植物学会の『植物学雑誌』で「毬藻(マリモ)」と名付けられ、それ以来数多くの生物学者が、マリモがどこから来たのか?(生物地理学的な起源)、そしてなぜ丸いのか?(球状化するメカニズム)の解明に挑んできました。本企画展は、これらの2つの謎についてマリモの実物や映像などにより近年の研究成果が紹介されます。
また、現在絶滅の危機に瀕しているマリモを保全するために阿寒湖で取り組んでいる活動や、国立科学博物館が山中湖で行っている研究調査についても知ることができます。


3.「巨大マリモ」



                             (写真提供:若菜勇)

【展示構成】

第1章 マリモの発見
120 年前の夏、川上瀧彌はいかにしてマリモと出会ったか?

第2章 第1の謎 マリモはどこから来たのか?
マリモは淡水にすむ緑藻ですが、海藻のグループであるアオサ藻類から進化しました。遺伝的な研究によって世界中に分布するマリモの故郷が日本とその周辺であるらしいことが分かってきました。

第3章 第2の謎 マリモはなぜ丸いのか?
マリモの神秘的な丸さは、阿寒湖の絶妙な水の動きがつくりだしています。湖底でマリモが回転する様子が紹介されます。

第4章 マリモの未来
マリモは、絶滅の危機に瀕しています。阿寒湖では、マリモを未来に残すための保全活動を行っています。その1例として「マイマリモ」事業が紹介されます。

第5章 国立科学博物館の取り組み
国立科学博物館が行っている、山中湖のマリモを調査し、保全するための研究調査が紹介されます。


【開催概要】

会 場 国立科学博物館(台東区上野公園7-20)日本館地下1 階多目的室
開催期間 平成29 年8 月22 日(火)~平成29 年10 月9 日(月・祝)
開館時間 午前9 時~午後5 時
※8 月~9 月の金・土曜日は午後9 時まで
※10 月6 日(金)、10 月7 日(土)は午後8 時まで
入 館 料 常設展示入館料のみでご覧いただけます
(一般・大学生:620 円(団体310 円)高校生以下および65 歳以上無料)
※団体は20 名以上
休 館 日 9 月4 日(月)、9 月11 日(月)、9 月19 日(火)、10 月2 日(月)
主 催 独立行政法人国立科学博物館
学術協力 釧路市教育委員会

 

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