東京国立博物館(東京・上野公園)では、2017 年1 月17 日(火)から3 月12 日(日)まで、特別展「春日大社千年の至宝」を開催します。春日大社では「式年造替」と呼ばれる社殿の建て替えや修繕が約20 年に一度行われ、平成28(2016)年には60 回目を迎えました。本展は、この大きな節目に、春日大社に伝来し、社外ではめったに拝観することのかなわない貴重な古神宝の数々とともに、春日の神々への祈りが込められた選りすぐりの名品を、かつてない規模で展観するものです。
本展の見どころをご案内する音声ガイドのナレーターは、歌舞伎役者の市川猿之助さん。
「平安の正倉院」と呼ばれる春日大社に守り継がれる宝物に秘められたストーリーをわかりやすく読み解きます。本音声ガイドには、スペシャルゲスト・歌手のさだまさしさん出演のボーナストラックの収録も決定!さらに春日大社花山院宮司の特別出演もございます。春日大社を愛する豪華な出演者により、春日大社や展覧会の魅力をたっぷりとお届けします。
なお、本展の開催とこの度の式年造替を記念し、春日大社を語る上で欠かすことのできない「式年造替」と「御神宝」をテーマに、その歴史的・文化的意義を考察するシンポジウムを開催いたします。
市川猿之助さん(歌舞伎役者)
<音声ガイド付きチケット> ※一般券のみの販売
音声ガイド+前売り券(一般)…1,800 円/販売期間:2016 年10 月1 日(土)~2017 年1 月16 日(月)
春日大社第六十次式年造替記念シンポジウム「式年造替と御神宝―神に捧げる究極の宝―」
特別展「春日大社 千年の至宝」開催に先立ち、春日大社を語るうえで欠かすことのできない「式年造替」と「御神宝」をテーマに、その歴史的・文化的意義を考察します。
開催日時 2016 年12 月4 日(日)13 時開演(12 時30 分開場)※16 時終了予定
会場 よみうり大手町ホール(千代田区大手町1-7-1)
参加費 無料(定員500 名)
出演者 花山院弘匡(春日大社宮司)、髙山一之氏(美術刀剣鞘師)、
橋本麻里氏(永青文庫副館長・美術ライター)、伊東哲夫氏(文化美術学芸課文化財調査官)
【「春日大社 千年の至宝」開催概要】
会期 2017 年1 月17 日(火)~3 月12 日(日) ※会期中展示替有
会場 東京国立博物館 平成館(東京・上野公園)
開館時間 午前9 時30 分~午後5 時 ※入館は閉館の30 分前まで
休館日 月曜日
お問い合わせ 03-5777-8600(ハローダイヤル)、http://kasuga2017.jp/(展覧会公式サイト)