上野風月堂本店は、11月15日(水)にリニューアルオープンし、同店限定の新商品「ゴーフレーシュ」と「焼きたて東京カステラ」を発売します。11月13日に内覧会に参加しましたので、新商品をご紹介いたします。
上野風月堂の歴史は1747年、初代大住喜右衛門が江戸で開いた菓子店から始まりました。その後、松平定信公から愛され「風月堂」の名前を賜り、今年で創業270年を迎えます。今回のリニューアルでは270年の歴史と伝統をベースにしつつ、『古きを活かし、新しきを創る』をコンセプトに、新商品を完成させました。
ゴーフレーシュ
「ゴーフレーシュ」とは、「ゴーフル」とフランス語で”フレッシュな”を意味する”フレーシュ”を掛け合わせたもの。従来のサクッとしたウエハースとは異なり、生地はもちっとした食感です。生地は1枚1枚、目の前のオープンキッチンで焼き上げます。
生地にサンドするクリームは「シュガーバター」と「キャラメル」の2種類。「シュガーバター」はコクのある濃厚なクリームで、砂糖の食感も楽しむことができます。「キャラメル」は、”滑らかな口どけ”と”ほんのり感じる塩気”が特徴です。さらに、季節限定の味も登場予定で、11月15日のオープン時には「マロン」が登場します。
焼きたて東京カステラ
江戸時代から愛されている「東京カステラ」は、6方向から火を通すため別名「6面焼きカステラ」とも呼ばれています。ふっくらとした食感と、さっぱりした後味が特徴の東京カステラ。同店では、焼きたてを販売します。また、シンプルな味わいと相性抜群のトッピングとして、ホイップバター、ホイップクリーム、あんこ、蜂蜜、カラメリゼが用意されています。
2Fにはレストラン「KANAME」も誕生
さらに、上野風月堂本店の2階には洋食レストランの「KANAME」が誕生します。店舗名の由来は扇の留め具である「要(かなめ)」。扇が広がるように、このレストランから上野の魅力を発信したい、という思いが込められています。
こちらのお店では、友人や家族とシェアして食べられる洋食を提供します。落ち着いた空間の中で、昼は気軽に、夜はこだわりのお酒と供に楽しめるレストランとなっています。
メニューの一部をご紹介します。
ビーフシチューオムライス
バターライスに、卵はハーブを食べて育った鶏の卵”ハーブ卵”を使用しています。そこにかけられるビーフシチューは24時間かけて仕上げており、お肉は驚きの柔らかさ。さらにお肉は牛頬肉と牛バラ肉の2種類を使用しているので、異なる食感が楽しめます。
6種類の洋食タパスプレート
その日のシェフお薦めのタパス6種類を盛り合わせたプレートです。多種のお料理を少しずつ楽しむことができます。
KANAMEナポリタン
ベーコンやソーセージに、季節の彩り豊かな野菜ときのこを使ったナポリタン。太麺のパスタを使用しています。
内覧会での登壇の際、代表取締役社長の大住佑介さんは、「上野に来たくなるような、上野のランドマークとなる店舗を目指します」と話していらっしゃいました。
皆さまもぜひ、上野風月堂本店とKANAMEで、作りたてのお菓子や、シェアする洋食を楽しんでみてはいかがでしょうか。
店舗概要
1F『上野風月堂本店』
営業時間:10時30分~19時30分
座席数:約20席
電話番号:03-3831-3106
2F『KANAME』
営業時間:
<ランチ>11時30分~15時
<ディナー>17時30分~22時30分
※日・祝のディナーは17時30分~21時30分
(但し土・日・祝の前日は除く)
※ラストオーダーは閉店の1時間前
座席数:約74席
電話番号:03-3831-3107