韓国で放鳥されたコウノトリ
今年2015年は、日本の空にコウノトリがよみがえって10年という節目の年です。
1988年に多摩動物公園が、国内初となるコウノトリの繁殖に成功し、コウノトリ保全の大きな第一歩となりました。
こうした飼育下での成果やコウノトリと人が共生する環境づくりをすすめるなか、2005年に兵庫県立コウノトリの郷公園が試験放鳥を開始しました。野外個体群も86羽と順調に個体数が増え、国内では福井県と千葉県野田市が、海外では韓国が新たに放鳥事業を開始するなど、今年はコウノトリの野生復帰にとって、生息域拡大に期待が持てる新たな旅立ちの年になりました。
今回のフォーラムでは、韓国を含め、野生復帰に取り組む組織が初めて一堂に会し、成果を発表します。
今後の課題解決や展望について多様な立場から議論をおこない、コウノトリ保全の道標を示すことを目的に開催しますので、ぜひご参加ください。
日時 2015年11月29日(日)
第1部:10時30分~11時50分
第2部:12時30分~16時45分
場所 東京都美術館 講堂
(東京都台東区上野公園8-36)
定員 200名
対象 中学生以上
後援 環境省、文化庁、(公社)日本動物園水族館協会
内容
【第1部 研究報告を中心に】
【第2部 講演およびパネルディスカッション──野生復帰10年、そして新たな旅立ち】
応募方法
往復はがき、または、Eメールで以下のとおりお申し込みください。第1部・第2部どちらか一方のみのお申し込みも可能です。応募者多数の場合は抽選をおこない、当落にかかわらずお知らせします。
○往復はがき
希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢、代表者の住所・氏名・電話番号を明記し、返信面に代表者の住所・氏名を記入のうえ、以下のあて先までお送りください。
【あて先】〒191-0042 日野市程久保7-1-1 多摩動物公園「コウノトリ保全フォーラム」係
【締 切】2015年11月15日(日)消印有効
○Eメール
stork2015@tokyo-zoo.net あてに、件名を「コウノトリ保全フォーラム」とし、本文に希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。(特に、携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。)
【締 切】2015年11月15日(日)送信分まで有効
「写真:(公財)東京動物園協会」