東京国立博物館では、春の桜の季節と秋の紅葉の季節の年に2回、庭園を開放しています。今回は秋の紅葉の色づきが少し始まった庭園をご紹介します。
東京国立博物館の「秋の庭園開放」の一番のみどころは東京国立博物館の本館側から見る風景です。撮影した時には時期的にまだ葉に色はほとんど付いておらず少々残念でしたが、大きな池とお茶室を背景に日本らしい風景を見ることができました。
本館のラウンジからも庭園を眺めることができます。
こちらからだと庭園内から見るよりも少し高さがあるので、また違った見え方になります。
2つ目のみどころとして、東京国立博物館の庭園では各地から移築された由緒ある茶室を見ることができます。
このような様々な茶室を見ることができ、日本人だけでなく、日本文化に興味がある外国の方もたくさん園内にいらっしゃっていました。
月に1、2回程度開催されるボランティアによる「応挙館茶会」「庭園茶室ツアー」に参加すれば、茶室内部に入ることができます。興味がある方はぜひホームページをご覧ください。http://www.tnm.jp/
庭園内にはコーヒーや軽食を販売しているワゴンがあるので博物館を見学したあとには丁度いい休憩スポットになります。ベンチも用意されているので池やお茶室を見ながらコーヒーブレイクも楽しめます。庭園内はだいたい30分程度で周ることができるので、少し時間が空いたときや休憩などにはとてもお勧めです。
東京国立博物館の庭園は、本格的な日本庭園とは違い、自然そのままの風景や多種多様な植物を残しているところが特徴です。今回見学をした時にはまだ紅葉の色づきが始まったばかりでしたが、今月末頃には全体に色がつきさらに綺麗な庭園風景を見ることができるでしょう。
国立博物館で庭園風景や茶室を見ながら日本の秋を味わってみてはいかがでしょうか。
【庭園開放期間】
2015年10月27日(火) ~ 2015年12月6日(日)
月曜休館(祝日日の場合は開館、翌平日休館)
荒天時は庭園開放は中止となり、その翌日も庭園の状態により中止する場合があります。
【庭園開放時間】
10:00 ~ 16:00
【料金】
入館料のみでご覧いただけます。
詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.tnm.jp/