① 動物園にいる生きものの食べ物とうんちのにおいから体感と表現を通じてその生態を探る新感覚イベント。
② においのワークショップのスペシャリストと動物園、そして環境NGOのコラボイベント。
③ 上野動物園での初めての開催では、ジャイアントパンダ含め4種の野生動物をテーマに開催。
公益財団法人世界自然保護基金ジャパンは、動物園にいる生きものの食べ物とうんちのにおいからその生態を探る新感覚イベント「においでめぐる動物園 -くんくんPlanetに出かけよう」を、においのワークショップのスペシャリスト井上尚子氏の協力を得て、上野動物園(東京都台東区)にて、3月3日(日)の世界野生生物の日に開催します。
本イベントでは、生きものの特徴が現れる「におい」から、その生きものの生態に興味を持ち理解を深めてもらうことを目的としています。「におい」の対象となるのは、上野動物園で飼育されているジャイアントパンダ、アジアゾウ、スマトラトラ、ニシゴリラなどIUCNのレッドリストにも掲載されている絶滅の恐れのある動物たちです。参加者は、カップに入った対象となる動物のうんちのにおいを嗅いで言葉で表現します。スタート地点で配られたハンドブックには動物の糞の形をかたどったスタンプを押しながら園内を回り、楽しく動物の生態について学びます。
ゴール地点ではその動物が野生で生息する環境で今何が起きているのかをWWFのスタッフからの解説とコミュニケーションを通じ、知識偏重となりがちな環境問題について、体感と表現を深めてもらうプログラムです。
「においでめぐる動物園 ―くんくんPlanetに出かけよう」開催概要
日程:2019年3月3日(日)
時間:11:00~16:00(受付終了15:30)※荒天中止
場所:上野動物園 (東京都台東区上野公園9-83)
参加費:無料(別途上野動物園への入園料が必要)
対象:どなたでも参加可能※小学生以下の方は保護者の方と同伴でご参加ください※推奨年令は小学校3年生以上
人数:600名(定員に達した場合、時間内でも終了します)
対象の動物:ジャイアントパンダ、アジアゾウ、スマトラトラ、ニシゴリラを予定
主催:WWFジャパン 共催:上野動物園 企画協力:井上尚子(美術作家)