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東京国立博物館にて重要文化財 大正大学本尊「阿弥陀如来坐像」一般公開

阿弥陀如来坐像


 
大正大学(学長:大塚伸夫、所在地:東京都豊島区)本尊で重要文化財にも指定されている「阿弥陀如来坐像」は、8号館(礼拝堂)解体に伴い、2018年7月より約2年間は東京博物館に寄託しています。この度、3月12日(火)~4月12日(日)、5月7日(火)~6月16日(日)に東京国立博物館本館(日本美術)1階において、一般公開されることになりました。従来、本尊は大学の式典の時にだけ公開していたため、学外での一般公開は初の試みです。
 

概 要

【日 程】2019年3月12日(火)~4月14日(日)
【会 場】東京国立博物館本館(日本美術)1階ジャンル別展示『彫刻』
【入場料】一般620円 ※大正大学の学生は、キャンパスメンバーズ制度で無料
 

大正大学本尊「阿弥陀如来坐像」

文治元(1185)年壇ノ浦の合戦の平家滅亡の際に、幼くして崩御された安徳天皇を弔うために作られたものと伝えられています。明治29(1896)年1月25日、大正大学の前身校のひとつである宗教大学のさらにその前身校である浄土宗学本校に対し、広島県厳島の浄土宗光明院26世荒谷隆徳師から寄贈されたものです。高さ84.5センチ、胸の前で説法印を結んだ坐像です。日本特有の良質なヒノキを使い、木造割矧造(わりはぎづくり)という技法でつくられ、像内は大きく内刳りされ、重さは約15キロほどです。昭和25(1950)年に重要文化財に認定されました。
 

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