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【東京国立博物館】「この世界の片隅に」を『博物館で野外シネマ』で上映!

東京国立博物館(所在地:東京都台東区)は、2019年9月20日(金)、21日(土)に、移動映画館キノ・イグルーと共催で『博物館で野外シネマ』を開催します。
今年の上映作品は、こうの史代氏による原作を、片渕須直監督が映画化した『この世界の片隅に』(2016年)です。

 

 

平成26年(2014)に始まった『博物館で野外シネマ』は、東京国立博物館に「まだ行ったことがない」「なかなか行く機会がない」という方に、映画を見ながら博物館の雰囲気を味わっていただこうと企画しているイベントです。
平成30年は9月22日に行い(21日は雨天中止)、約5,100人の来場がありました。

上映作品の『この世界の片隅に』は、こうの史代氏による原作を片渕須直監督が映画化し、いまも異例のロングラン上映が続く大ヒット作品。今年12月には、新規場面が追加された別バージョンの作品として『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』が公開されることでも話題です。



本館前に設置されたスクリーンに投影される映画は、1,000席程度の座席のほか、芝生などにレジャーシートを敷いて鑑賞することもできます。当日は、22時までの特別夜間開館を実施し、映画鑑賞後も展示室をゆっくりとご観覧いただけます。会場内に並ぶバラエティーに富んだキッチンカーのクラフトビールやフードを片手に博物館で秋の夜長をお楽しみください。

 

【開催概要】

日時:9月20日(金)、21日(土)19:00~(上映時間:130分程度)
※当日は22:00まで特別夜間開館(入館は閉館の30分前まで)

上映作品:『この世界の片隅に』 (2016年 監督:片渕須直、原作:こうの史代)

会場:東京国立博物館(上野公園) 本館前
※雨天時は中止 (中止時は、当日朝10:00までにTwitter[@TNM_PR]等で告知)
https://twitter.com/tnm_pr

共催:キノ・イグルー

料金:無料(ただし当日の入館料が必要)
総合文化展観覧券(入館料)は、ローソンチケットでも販売(Lコード:32431)

参加方法:事前の申込は不要です。当日会場にお集まりください。

お問合せ:03-5777-8600(ハローダイヤル) https://www.tnm.jp/

 

■東京国立博物館

1872年創立の日本でもっとも長い歴史を誇る博物館。
収蔵する文化財は11万9,000件以上。日本から中国、朝鮮半島、西アジア・エジプトまでの地域を網羅し、土器や土偶などの考古遺物から浮世絵や刀剣、甲冑、近代絵画など、日本の美術史をたどることのできるコレクションです。

上映日当日、東洋館では「博物館でアジアの旅 ラブラブアジア」と題し、古代地中海世界から東アジア世界に至るまで、愛をテーマとしたさまざまな作品を展示する企画も実施しています。
「愛」という言葉ほどたやすく使われながらも、その意味が深いものはないでしょう。
愛は人間の根源的な感情であるがゆえに、愛の対象、性と愛、恋と愛など、その交わりのかたちもさまざまです。
古今東西の人々が愛をどのようにとらえてきたのか、あるいは表現しようとしてきたのかを探ってみてはいかがでしょうか。

所在地:東京都台東区上野公園13-9

TEL  :03-5777-8600(ハローダイヤル) https://www.tnm.jp/

入館料:一般 620円

大学生 410円(キャンパスメンバーズ加入校・対象学生は無料)
※高校生以下および満18歳未満、70歳以上の方、障がい者とその介護者各1名は無料。

 

■『この世界の片隅に』(2016年 監督:片渕須直、原作:こうの史代)

18歳のすずさんに、突然縁談がもちあがる。
良いも悪いも決められないまま話は進み、1944(昭19)年2月、すずさんは呉へとお嫁にやって来る。
呉はそのころ日本海軍の一大拠点で、軍港の街として栄え、世界最大の戦艦と謳われた「大和」も呉を母港としていた。

見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・北條周作の妻となったすずさんの日々が始まった。

夫の両親は優しく、義姉の径子は厳しく、その娘の晴美はおっとりしてかわいらしい。隣保班の知多さん、刈谷さん、堂本さんも個性的だ。配給物資がだんだん減っていく中でも、すずさんは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描き、毎日のくらしを積み重ねていく。

ある時、道に迷い遊郭に迷い込んだすずさんは、遊女のリンと出会う。
またある時は、重巡洋艦「青葉」の水兵となった小学校の同級生・水原哲が現れ、すずさんも夫の周作も複雑な想いを抱える。

1945(昭和20)年3月。
呉は、空を埋め尽くすほどの数の艦載機による空襲にさらされ、すずさんが大切にしていたものが失われていく。それでも毎日は続く。

そして、昭和20年の夏がやってくる――。

 

 

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