公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水 静海、以下「当協会」)は、算数・数学の家庭学習をサポートする通信講座「数検の通信講座/算数通信」で2019年度に発行した各学年1年分の教材テキスト9冊を再構成し、5冊(問題3冊、付録1冊、模範解答1冊)にまとめて書籍として2020年4月24日(金)に刊行しています。
この教材テキストは、小学校の各学年で学ぶ算数の予習・復習や総まとめとしてはもちろん、長期休校中における児童の家庭学習の教材としてもご活用になれます。
■算数・数学の家庭学習をサポートする「数検の通信講座」とは
「数検の通信講座」(以下 本講座)は、当協会が生涯学習の観点で開発し、2019年4月に開講した算数・数学に特化した学習ツールです。
中学校~高等学校の学習内容に対応した「実用数学講座」と小学校の学習内容に対応した「算数通信」の2種類があります。受講者は、「教材テキスト」と「学習のしおり」などを活用しながら、自分のペースに合わせて算数・数学を学習します。
また、当協会が選定したプロの算数・数学指導者による添削指導もついていて、理解しきれない部分は細やかなサポートを受けられるので、学習内容を確実に定着させることができます。
「数検の通信講座」公式ホームページ https://www.su-gaku.com/tushin/
■販売の経緯と目的:算数の予習・復習に、短期間で集中して活用できるよう1年分の教材をまとめて提供
「算数通信」は、各学年とも学期ごとの3コースにわかれていますが、「短期間で集中的に学びたい」「添削問題提出の負担なく気軽に学習したい」という声にお応えして、2019年度に発行した1年分の教材テキスト9冊を5冊(問題3冊、付録1冊、模範解答1冊)に再構成してまとめたものを、テキストのみの書籍として販売することにいたしました。
販売価格は、添削指導がついていないぶん、本講座の半額程度とお求めやすくなっています。
■教材テキストの特長:算数を楽しく学ぶためのユニークな問題も付録として多数収録
小学校の学習内容に対応した「算数通信」の教材テキストは、予習・復習のための副教材として利用することが可能です。各学年ともにA4サイズの冊子で、1年分の教材テキスト9冊のうち、小学校の学習内容に対応した部分を3冊に再構成しました。
また、算数をより楽しめる「計算めいろ」や「数遊び」などのユニークな問題を多数掲載した「算数パーク」のみを集めた付録1冊をセットにしてお届けいたします。なお、別冊の模範解答を使って保護者の方が丸つけをすれば親子で一緒に学習に取り組めるので、より効果的な家庭学習が実現します。
■ネット直販サービス「数検Direct」で直接販売
当協会は、2020年4月から公式のネット直販サービス「数検Direct(ダイレクト)」を開始しました。
これまでも一部の書籍についてはFAXなどを用いた直接販売を行ってきましたが、インターネットでのお申し込みが可能なサービスを直接提供することで、よりユーザが学習教材を購入し利用しやすい環境を整えました。今回販売する「算数通信」教材テキストは、以下の「数検の通信講座」公式ホームページ内「算数通信」ページから、この「数検Direct」をご利用のうえご購入になれます。
「数検の通信講座」公式ホームページ内「算数通信」ページ
https://www.su-gaku.com/tushin/sansu
当協会は、今後も、学習者や、学校教育・学習指導者の方々の一助となるような算数・数学に関する学習ツールを企画し提供することで、広く学習者のみなさまの数学力向上に貢献してまいります。
【「算数通信」教材テキスト概要】
サイズ :各学年A4判
価格 :各学年5,800円(税込)
総ページ数:小学校1年生…問題184ページ+解答46ページ
小学校2年生…問題172ページ+解答43ページ
小学校3年生…問題168ページ+解答42ページ
小学校4年生…問題172ページ+解答43ページ
小学校5年生…問題168ページ+解答42ページ
小学校6年生…問題172ページ+解答43ページ
発行所 :公益財団法人 日本数学検定協会
※各学年とも、教材テキスト5冊(問題3冊、付録1冊、模範解答1冊)のセット販売になります。
※提出課題(添削問題)はつきません。
【実用数学技能検定について】
「実用数学技能検定」(後援=文部科学省)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。
第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2015年以降は35万人を超え、また、2016年以降は実用数学技能検定を実施する学校や教育機関も17,000団体を超えました。以来、累計志願者数は600万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は30,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。
※志願者数・実施校数はのべ数です。
【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)
「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。
【法人概要】
法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 清水 静海(帝京大学大学院 教職研究科長・教授、
公益社団法人日本数学教育学会名誉会長)
会長 : 甘利 俊一(理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)
設立 : 1999年7月15日
事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
(4)数学の普及啓発に関する事業
(5)数学や学習数学に関する学術研究
(6)その他この法人の目的を達成するために必要な事業
URL : https://www.su-gaku.net/
※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。
※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。