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茨城放送所蔵のイサム・ノグチ「プレイスカルプチュア」を東京都美術館で展示、閉幕後は水戸M-SPOへ

茨城放送は放送エリア拡大(つくば局開局&radiko聴取エリア拡大)を記念し、東京都美術館で開催中の「イサム・ノグチ展」において赤色の「プレイスカルプチュア」の新規制作に協力いたしました。この「プレイスカルプチュア」は、展覧会が8月29日に閉幕したあと、9月上旬に水戸市へ輸送され、南町三丁目の自由広場(M-SPO)に設置される予定です。

 



20世紀を代表する芸術家、イサム・ノグチ(1904~1988年)は、彫刻、舞台美術、プロダクトデザインなど幅広い分野で足跡を残しましたが、同展では彫刻にフォーカスして、ノグチの初期から晩年の様々な種類の彫刻作品を紹介しています。

 

注目される展示作品のひとつが「プレイスカルプチュア」で、日常生活の中にアートを持ち込みたいという思いでノグチがデザインした、子どものための遊具彫刻の一つです。水戸に設置後は、よじ登ったり、またがったり、自由に遊ぶことができるようになります。

 

北海道札幌市のモエレ沼公園、香川県高松市の山椒山公園など、国内数か所にプレイスカルプチュアが設置されていますが、赤い色のものは日本では今回制作したものが唯一となります。

 

ノグチが意図したように、是非、皆さまの日常生活の中でアートを身近に感じていただけましたら幸いです。

 

■プレイスカルプチュア
2021年制作、鋼鉄、幅267.4㎝、奥行267.4㎝、高さ82㎝
所蔵=茨城放送

 

■特別展「イサム・ノグチ 発見の道」
会期:2021年8月29日(日)まで
9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)、月曜日休室(ただし、7月26日、8月2日、8月9日は開室)
会場:東京都美術館 企画展示室 (東京都台東区上野公園内)
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、朝日新聞社、NHK、NHKプロモーション、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会
協賛:DNP大日本印刷、三菱商事
特別協力:イサム・ノグチ財団・庭園美術館(ニューヨーク)、公益財団法人イサム・ノグチ日本財団 イサム・ノグチ庭園美術館
協力:茨城放送、日本航空
展覧会公式サイト:https://isamunoguchi.exhibit.jp/
お問い合わせ:03-5777‐8600(ハローダイヤル)

 

※開館時間、休館日、チケット情報については展覧会公式サイトをご覧ください。
※事前の日時指定予約を推奨しております。

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