株式会社大丸松坂屋百貨店は、地球温暖化の防止及び限りある資源の有効活用を目指し、首都圏 2 店舗(大丸東京店、松坂屋上野店)において、12 月 15 日(水)から、衣料品の納品時に付帯するプラスチック製カバーの回収・リサイクルを行う「POOL PROJECT TOKYO」(※)に参加します。
(今回の回収は2022年1月31日(月)まで。)
(※)「POOL PROJECT TOKYO」は、レコテック株式会社が、東京都全域の商業施設から発生するプラスチックの回収・リサイクルを行うプロジェクトで、東京都の「プラスチック資源循環に向けた革新的リサイクル技術・ビジネスモデル推進プロジェクト」にも採択されています。
当社は、事業活動における使い捨てプラスチックの使用量を抑制するとともに、プラスチックの有用な機能は生かしながら、ライフサイクル全体で環境負荷の削減に繋がる循環活用に取り組んでいます。
大丸東京店・松坂屋上野店では、これまでもプラスチック廃棄物のリサイクルに取り組んで参りましたが、このプロジェクトへの参加を通じ、自店から排出する使い捨てプラスチック製品について、よりトレーサビリティが確立された資源循環活用を目指してまいります。
当社グループは、グループビジョンに”くらしの「あたらしい幸せ」を発明する。”を掲げています。このグループビジョンを実現したゴールが ” Well-Being Life(心身ともに豊かなくらし)”です。
当社グループは、事業を通じて社会課題の解決と企業の利益を両立させるサステナビリティ経営を推進し、ステークホルダーの皆さまの”Well-Being Life”の実現を目指していきます。
1. マテリアルリサイクルチェーンの構築
東京都内の商業施設から発生した廃プラスチックを効率的に回収し、高度マテリアルリサイクルを実施。再生され
たプラスチックは、発生元から輸送・減容・加工などの全ての過程でのトレーサビリティがとれた PCR 材 “POOL
樹脂” として製造業者へ販売される。
2. PCR 材 “POOL 樹脂” のブランディング
本プロジェクトでは、安定的な品質で、トレーサビリティがとれた PCR 材 “POOL 樹脂” のブランディングやそれを活用した製品開発が図られる。
3. ケミカルリサイクルの検証
汚れが付着したり分別の難しいプラスチックについては、一部ケミカルリサイクルのテストを実施。汚れ具合や分別の精度による物流・保管を含めたリサイクル工程や成果物の検証が行われる。
※ご参考:レコテック株式会社 News ページ:https://recotech.co.jp/pool_project_tokyo/