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【国際子ども図書館・東京文化会館・東京都美術館】あいうえの冒険隊 見学レポート

10月11日(日)に開催された、「あいうえの冒険隊」を見学させて頂きました。

朝から小雨がぱらつき、パッとしない天気でしたが、雨も止み、なんとか屋外でパレードができて本当に良かったです。

「あいうえの冒険隊」とは、上野公園の9つのミュージアムが、こどもたちのミュージアム・デビューを応援する「museum start あいうえの」の一環として開催されたプログラム。上野公園には、美術館や博物館、動物園や図書館、音楽ホールに芸術大学までそろっていて、こんな場所は世界中のどこにもありません。「museum start あいうえの」は、「こどもだってミュージアム」と銘打って、この特別な場所におけるこどもたちのはじめてのミュージアム体験が、豊かな冒険のはじまりとなる環境を生み出そうという目的で進められているプロジェクトです。

「あいうえの冒険隊」は、国立国会図書館国際子ども図書館東京文化会館東京都美術館の3館が連携した、子どもたちのための3回連続の美術と音楽のワークショップです。このプログラムに小学校3年生から6年生の20名が参加。1回目にこども図書館の絵本や上野公園の散策からヒントを得て、東京都美術館においてコスチュームをつくり、2回目に東京文化会館で音やリズムを付け、3回目に上野公園をパレードするというプログラムです。絵本、アート、音楽の3つを融合させたとてもユニークな取り組みですね。本日はその3回目。

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いよいよ最終日(第3回)のはじまりです!最初は東京文化会館前。アーティストの卵たちの入場です。(東京文化会館から登場)

全体の紹介のあと、3つのグループに分かれてパフォーマンスを披露。絵本などからヒントを得てつくった動物や自然などのコスチュームを身につけ、子どもたちがそれぞれの役に扮します。また、その役に合った音(歌)やリズムをグループで考えて、パフォーマンスするとのこと。

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第1グループ。電車に乗って田舎のおばあちゃん家に向かうというストーリー。ひまわりやかわらの家など、それぞれ個性溢れるコスチュームです。コンロの「カチカチ」という音も、歌の中で表現されています。



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第2グループは、①動物と②自然の2つのチームに分かれて発表。
第2グループ①。こちらはスピノサウルス、シャチを表現しているそう。途中で両者が戦うシーンも。

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第2グループ②。誕生の後に、自然に戻っていくというストーリー。歌の中に、「ひまわり」、「オアシス」という言葉が聞こえました。

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第3グループ。円になって、さまざまな音を出します。最後は真ん中で魔法を掛けるシーンが!

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それぞれのグループのパフォーマンスが終わり、いよいよこれからパレードに出発です。

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東京文化会館から上野公園中央の噴水前広場まで楽しく行進です。(雨があがって良かった!子どもたちの願いが通じたんでしょうね。)

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噴水前広場に到着。ここでも再度パフォーマンスを披露!最初は大勢の観客に圧倒され、子どもたちも緊張気味でしたが、このころになると、みんな表情が緩んで、とても楽しそう。

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真ん中に入った女の子が、みんなに魔法を掛けます!

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いつの間にか、こんなに多くのギャラリーが!

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ゴールの東京都美術館目指して、再度行進です!

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東京都美術館に到着。「ビビハドトカダブ!」。最後は歌とリズムで、とても盛り上がりました!

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行進が終わったあとは、子どもたちとスタッフの皆さんで集合写真を撮影。みんな、良い笑顔をしてます。

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ひとりひとり、コスチュームの撮影も。

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最後はみんなで集まって「おわりのあいさつ」。今回題材にした絵本は、2014年に国際アンデルセン賞画家賞を受賞されたホジェル・メロさんの作品。さまざまな工夫を凝らして作品をつくるメロさんの姿勢に刺激を受けて、子どもたちも作品をつくったそうです。「自分の発想でコスチュームをつくって、披露したことは素晴らしい。自分は地球の反対側のブラジルにいるけど、心は皆さんとひとつです。」というメロさんからのビデオメッセージも届けられました。

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参加した子どもたち全員にメダルのプレゼント。

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スタッフの皆さん、ありがとうございました。そして、本当にお疲れ様でした!

参加した子どもたちが本当に楽しそうな顔をしていて、キラキラしていたのが、とても印象的でした。今回このプログラムに参加した子どもたちの中から、未来のアーティストが生まれることを期待せずにはいられません。みんな名残惜しそうでしたが、上野公園での再会を誓って、プログラムの幕が閉じられました。

 

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