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12月23日(金・祝)~3月20日(月・祝) 【国立科学博物館】 企画展『花粉と花粉症の科学』開催

チラシ(企画展「花粉と花粉症の科学」)  画像提供:国立科学博物館

 
2016年12月23日(金・祝)から2017年3月20日(月・祝)まで、企画展「花粉と花粉症の科学」が国立科学博物館にて開催されます。
 
自然界において、花粉には子孫を残すための重要な役割があります。人間も花粉を食用や薬として利用してきました。
しかし、いまや花粉症は国民病ともいわれています。花粉症の原因となる植物、その発症メカニズムと防御について、最先端の研究内容を農学、医学、工学の各分野から紹介します。
 
花粉の誕生から花粉症まで、4つのゾーンで紹介します。
 
花粉の誕生~植物にとっての花粉~
ここでは植物の進化と花粉の誕生について紹介します。花の形は、花粉を運んでもらう様式と関係があります。また、花粉の形も実にさまざまです。模型や電子顕微鏡などで見てみましょう。
 
花粉は語る~花粉から何がわかるのか?~
堆積物に埋没して保存された花粉化石を調べることによって、過去の植生や環境を知ることができます。花粉分析によって、古植生や気候変動などを推定する研究を紹介し、花粉分析に用いられる独特の研究用具やその手法を紹介します。
 
花粉と人類~花粉のもつ2つの顔~
人間の蜂蜜としての花粉の食歴は紀元前に遡り、生薬やサプリメントにも用いられ、人間にとって花粉は薬や栄養源にもなります。一方で、花粉が引き起こす花粉症は人間を苦しめています。花粉症の原因と歴史、花粉症研究の歴史とともに、世界で花粉症を引き起こす植物を紹介します。
 
花粉症の対策~花粉生成・飛散から予防・治療の最前線まで~
花粉の影響段階ごとに「生成」「飛散」「曝露」「発症」の4つに分けて紹介します。無花粉スギや花粉生成・飛散の予測に関する研究、花粉が付着しにくい衣服やマスク・メガネ・空気清浄機などの開発がなされています。花粉症の予防や治療など、最新の医療分野での研究も紹介します。
 
身近に存在する花粉について知ることができるこの機会にぜひご覧ください。
 
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スギ花粉電子顕微鏡写真  画像提供:国立科学博物館

 
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ブタクサ花粉電子顕微鏡写真  画像提供:国立科学博物館


関連講演会


やさしく説明:JAPOCカンファレンス/上野KAHAKU-2017
 
第1回:1月22日(日)
花粉症対策の展示内容をJAPOCが詳しく語る~花粉症対策の考え方~
 
第2回:1月28日(土)
花粉飛散防止に向けた取組~スギ花粉発生源対策~
 
第3回:2月5日(日)
花粉症の治療、ここに注目、ここが重要!!
NPO花粉症・鼻副鼻腔炎治療推進会提供「第4回花粉症・市民講座」
 
第4回:2月25日(土)
花粉症対策のこれまでを聴き、その未来を探る
 

会場:国立科学博物館 日本館2階講堂
時間:13:00~15:00
定員:100名
申込:申込およびお問い合わせ先はこちらをご覧ください。
   https://www.kafunbusiness.org/exhibition/conference
備考:常設展示入館料は別途必要です。
   (一般・大学生620円、高校生以下・65歳以上は無料)


【開催概要】

企画展名称 花粉と花粉症の科学
開催期間 2016年12月23日(金・祝)~2017年3月20日(月・祝)
開催場所 国立科学博物館 日本館1階 企画展示室

〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20
JR「上野駅」公園口から徒歩5分
京成線「京成上野駅」から徒歩10分
東京メトロ銀座線、日比谷線「上野駅」から徒歩10分

開館時間 午前9時~午後5時(金・土曜日は午後8時まで)
※入館は各閉館時刻の30分前まで
休館日 毎週月曜日、12月28日(水)〜1月1日(日)、1月10日(火)
※ただし、12月26日(月)、1月2日(月)、1月9日(月)、2月13日(月)、3月20日(月)は開館。
入館料 一般・大学生 620円(310円)、高校生以下・65歳以上 無料
※( )内は20名様以上の団体料金
主 催 国立科学博物館、花粉問題対策事業者協議会(JAPOC)
後 援 文部科学省、農林水産省、経済産業省、環境省
お問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)

 

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