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【東京都美術館】 「TOKYO 書 2017 公募団体の今」内覧会レポート

2017年1月4日(水)から1月15日(日)まで、東京都美術館にて「TOKYO 書 2017 公募団体の今」が開催されています。本日、報道内覧会が開催されましたので、展示の様子をお伝えいたします。
 
「TOKYO 書 2017 公募団体の今」は、東京を中心に、関東に拠点を置く書の公募団体18団体による合同展です。各団体から推薦された、次代を担う書作家38名の作品が並び、新作の書下ろしを中心に、漢字、かな、近代詩文書、大字書、刻字、前衛書といった、現代の書が様々に表現された作品を一堂に展示し紹介されています。
 
一作家あたり10メートルの壁面に新作を一点以上出品しており、展示空間を活かした超大作も見どころのひとつです。


それでは、展示の様子をご紹介いたします。
 
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栁澤 玄嶽 さん
 
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尾﨑 之搨 さん
 
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前田 龍雲 さん

とにかく一作品の迫力が凄いです。
展示室に一歩踏み入れた瞬間に作品の大きさ、迫力に圧倒されます。
 

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原田 弘琴 さん
 
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鷹野 理芳 さん
 
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原田 弘琴 さん、鷹野 理芳 さん
 
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池野 直美 さん



迫力の作品だけでなく、繊細な作品も出品されています。
繊細さの中に、力強さを感じるところは「書」の魅力でしょうか。
 

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伊藤 敏道 さん

作品の大きさ、力強さ、迫力。一文字の躍動感に圧倒されました。
 

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塩田 桜華 さん

これも「書」です。まるで水墨画のような迫力ある作品です。
 

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薄田 龍元 さん

刻字の作品です。文字が彫られている作品、文字が浮き彫りになっている作品、ぜひ近くでご覧ください。
 

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小林 玲泉 さん

こちらも迫力のある作品ですが、なぜか可愛さを感じてしまいました。
 

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宮村 弦 さん

モールス信号で表現されている作品です。会場に和文モールス符号表が置いてありますので、何と書かれているか是非ご覧になってください。


人々は伝えるためのに文字を生み出します。そして「書」は人々にとってなくてはならないものとなりました。
そして今日、伝えるためだけでなく、芸術作品となりました。
 
本展覧会では多彩なジャンルの「書」を楽しむことができ、総勢38名の書作家の作品は、美術やデザインとしても鑑賞していただけます。
身近にある「書」が、こんなにも芸術的で凄いと思える「TOKYO 書 2017 公募団体の今」、是非この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。


【イベント情報】

アーティストトーク

出品作家が自身の作品の前で制作経緯や技法、書への思いなどを自由に語ります。
18団体から 1名ずつ、3日間で計18作家が登場。出品作家との出会いや対話をお楽しみください。
 
日時:2017年1月7日(土)、8日(日)、9日(月・祝) 14:00~
会場:東京都美術館 公募展示室 ロビー階 第1・第2(展覧会場)
 
※事前申込は不要ですが、当日の観覧券が必要です。


【開催概要】

展覧会名称 TOKYO 書 2017 公募団体の今
TOKYO “SHO” 2017 : Japanese Calligraphy Today
会 期 2017年1月4日(水)~1月15日(日)
会 場 東京都美術館 公募展示室 ロビー階第1・第2

〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36

開室時間 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
※1月4日(水)は13:00より開室
休館日 毎週月曜日、12月28日(水)〜1月1日(日)、1月10日(火)
※ただし、12月26日(月)、1月2日(月)、1月9日(月)、2月13日(月)、3月20日(月)は開館。
観覧料 当日券 | 一般 500円 / 65歳以上 300円
団体券 |400円
※団体割引の対象は20名以上

※学生以下は無料
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料
※いずれも証明できるものをご持参ください

主 催 東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)
後 援 朝日新聞社、産経新聞社、毎日新聞社、読売新聞社
協 力 産経国際書会、一般財団法人毎日書道会、読売書法会
東京都美術館
公募展活性化企画審査会
書部門 委員
大橋修一(埼玉大学名誉教授)、笠嶋忠幸(出光記念美術館学芸課長)、髙橋利郎(大東文化大学准教授)[五十音順・敬称略]
お問合せ 東京都美術館「TOKYO 書 2017」
担当 TEL:03-3823-6921

 

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