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【東京国立博物館】「アート オブ ブルガリ  130年にわたるイタリアの美の至宝」プレス向け内覧会体験レポート

9月8日より東京国立博物館にて、130年の歴史を持つイタリアのブランド「BVLGARI」のジュエリー250点以上が集まる展示会「アート オブ ブルガリ  130年にわたるイタリアの美の至宝」が開催されます。そのプレス向け内覧会に参加しましたので、その内容をレポートいたします。

日本でも高級ブランドで知られるイタリアのジュエリーブランド「BVLGARI」ですが、その発祥は、ギリシャからイタリアに渡った銀細工師ソティリオ・ブルガリが開店した宝石店でした。それから、1905年にローマの高級店が立ち並ぶコンドッティ通りに店舗を移転し、その後世界各地に広がりました。今日に至るまでの130年に渡り、多くの有名人に利用され、愛され続けた「BVLGARI」の数々の名作が展示されています。

IMG_0449ブルガリ創業初期の作品

今回の展示会のみどころは、間違いなく、数々の宝石が使用されて作られたジェエリーの数々でしょう。「アート オブ ブルガリ  130年にわたるイタリアの美の至宝」では、20世紀初頭から現在に至るまでの、「BVLGARI」が製造したジュエリーを年代を追って観ることができます。

<1910年~30年代>



パリのジュエリーに影響を受けた、プラチナとダイヤモンドを中心とした、ジュエリーの数々が展示されています。

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<1950年代>

周辺にダイヤモンドを散りばめ、中心に単色のプレシャスジェムストーンを使用するという構成でジュエリーが作られています。

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<1960年代>

様々な色のジェムストーンとイエローゴールドの組み合わせによりジュエリーが作られていきます。

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このように、常にファッションの最先端を切り開いてきた「BVLGARI」の歴史の流れを「アート オブ ブルガリ  130年にわたるイタリアの美の至宝」展では、観ることができます。

この他、「BVLGARI」は、東洋、特に日本の美にも興味を持ち、積極的にデザインに取り入れています。そのいくつかの作品が展示さており、これまでの洋風の作品とは異なるデザインを観ることができます。

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「アート オブ ブルガリ  130年にわたるイタリアの美の至宝」の中で、特に大きな展示スペースが使用されているコーナーに、エリザベス・テイラーのコレクションが展示されています。エリザベス・テイラー自身も「BVLGARI」を好み、彼女のスタイルと合っていたため、好んで愛用したようです。彼女が実際に使用した、スタイリッシュな黄色のドレス等5点や愛用した数々のジュエリーが展示されています。

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このように「アート オブ ブルガリ  130年にわたるイタリアの美の至宝」では、各年代毎の「BVLGARI」の作品や、ブルガリを愛したエリザベス・テイラーの愛用品を楽しむことができます。

最後に、本展覧会の記者会見の際に、ブルガリのブランド ヘリテージ キュレーターのルチア・ボスカイニさんは、ジュエリーとは、「幸せを呼ぶものである」と話し、またブルガリのジャン-クリストフ・ババンCEOは、ジュエリーには「パッション(情熱)」があるとの話をしていました。この「アート オブ ブルガリ  130年にわたるイタリアの美の至宝」に展示されているジュエリーには、多くのパッションが込められており、見る人を幸せに感じさせることができる展示会だと考えています。その時々のパッションを感じながら、「BVLGARI」の歴史や、これらの豪華絢爛なジュエリーを楽しむために、「アート オブ ブルガリ  130年にわたるイタリアの美の至宝」展に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

展示会の開催概要はこちら : https://home.ueno.kokosil.net/ja/archives/1711

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