「イロハモミジ」©Kew collection
2017年9月12日(火)~12月3日(日)まで、国立科学博物館にて企画展「フローラ ヤポニカ-日本人画家が描いた日本の植物-」が開催されます。
2016年9月から2017年3月まで英国キュー王立植物園で「Flora Japonica」展が開催されました。これは日本人画家が日本の植物を描いた作品展で、現地で大きな注目を集めました。
本展では、キュー王立植物園についでこれらの作品から選んで展示されます。また、英国で創刊され、世界の植物画家に大きな影響を与えた植物学専門誌『カーティスのボタニカルマガジン』に掲載されたイラストレーションの中から幾つかの原画もご覧いただけます。これらの原画は、キュー王立植物園以外では世界で初めての展示です。
「ウンシュウミカン」©宮澤香代子
「アサガオ」(1868年)©Kew collection
日本列島には約6700種の陸上植物が自生しています。そのうち約1800種が、地球上で日本だけに生育している日本固有の植物です。一方わたしたちの祖先は、野生植物や古く海外から持ち込んだ植物をもとに、食卓や庭を彩るさまざまな栽培植物を育て上げました。こうした日本の植物多様性の豊かさと美しさを、国際的にも高く評価されている日本人画家による洗練された表現を通して感じることができます。ご期待ください。
会 期 | 2017年9月12日(火)~12月3日(日) |
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会 場 | 国立科学博物館 日本館1階企画展示室 |
開館時間 | 9:00~17:00 ※9月の金・土曜日は21:00まで ※10・11・12月の金・土曜日は20:00まで ※入館は各閉館時刻の30分前まで |
休館日 | 月曜日 ※月曜日が祝休日の場合は翌火曜日 ※ただし、9月25日(月)は開館 |
入館料 | 一般・大学生620円(団体310円)、高校生以下および65歳以上無料 |
主 催 | 国立科学博物館、英国キュー王立植物園 |