1980年に日中友好を記念に開苑し、江戸の風情を今に残す上野東照宮のぼたん苑では、2018年4月11日(水)~5月13日(日)の間、110種600株以上が彩る春のぼたん祭が開催されます。
■『ボタン』とは
ボタンの花は「富貴」の象徴とされ、「富貴花」「百花の王」などと呼ばれます。日本には奈良時代に中国から薬用植物として伝えられたとされ、江戸時代以降、栽培が盛んになり数多くの品種が作り出されました。
中国文学では盛唐(8世紀初頭)以後、詩歌に盛んに詠われるようになり、日本文学でも季語として多くの俳句に詠まれ、絵画や文様、家紋としても親しまれてきた花です。
■開苑当時からの大株や、緑色に咲く『まりも』など110種600株以上
期間中、日本、中国、アメリカ、フランスなど110種600株以上のボタンが咲き誇ります。中には開苑当時から咲き続ける大株や、中国品種と日本品種の自然交配による緑色の花が珍しい『まりも』なども。
[苑内風景※昨年のイメージ]
・開催概要
名称 | 第三十九回 上野東照宮 春のぼたん祭 |
期間 | 2018年4月11日(水)~5月13日(日) ※期間中無休 |
開演時間 | 9:00~17:00(入苑締切) |
入苑料 | 大人(中学生以上)700円、団体(20名以上)600円、小学生以下無料、東照宮社殿共通拝観券1,100円 |
住所 | 東京都台東区上野公園9-88 |
TEL | ぼたん苑 03-3822-3575 |
アクセス | JR上野駅 公園口より徒歩5分 京成電鉄京成上野駅 池之端口より徒歩5分 東京メトロ根津駅 2番出口より徒歩10分 |
URL | http://www.uenotoshogu.com/botan/ |