上野の森美術館では、2018年6月6日(水)より、「ミラクル エッシャー展~奇想版画家の謎を解く8つの鍵~」が開催されます。
これを記念し、6月9日(土)に東京都美術館講堂にて「奇想版画家エッシャー:その作品評価と受容」と題した講演会が開催されます。講師は本展監修の熊澤弘・東京藝術大学大学美術館准教授です。
6月6日から開催のエッシャー展は、約150点の版画・資料を編年的にたどるのではなく、熊澤氏の監修により、8つのキーワード(科学/聖書/風景/人物/広告/技法/反射/錯視)で、エッシャーの魅力をひも解いています。
熊澤氏はエッシャーの独特な世界について、同時代の美術とほとんど接点がなく、関心をもったのは、数学者など、他分野の研究者、表現者である点を指摘しています。現代にも多くのフォロワーを生んでいる不可思議な造形表現。それを掘り下げていく記念講演会は、エッシャーの世界をより深く知り、展覧会を一層楽しむためには必聴となりそうです。
・講演会概要
テーマ | 奇想版画家エッシャー:その作品評価と受容 |
日時 | 6月9日(土) 13時~14時半(12時半より受付) |
会場 | 東京都美術館講堂 (上野の森美術館より徒歩5分) |
入場料 | 無料 ※入場無料ですが、整理券が必要です。当日10時より、展覧会会場の「上野の森美術館」正面で整理券を配布(定員になり次第配布終了)。その際、エッシャー展鑑賞券もしくは半券を提示して下さい。受付開始の12時半より、講演会会場「東京都美術館講堂」に整理番号順にご案内。 |
URL | http://www.escher.jp/event.html |
「ミラクル エッシャー展~奇想版画家の謎を解く8つの鍵~」の概要はこちら
https://home.ueno.kokosil.net/ja/archives/23956