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【東京国立博物館】特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」開幕近づく 東寺講堂から15体の仏像が東京に!史上最多の「仏像曼荼羅」登場!!「五大虚空蔵菩薩坐像」も5体そろって展示!

仏像曼荼羅イメージ 東寺蔵


弘法大師空海が、真言密教の根本道場とした京都・東寺の寺宝を紹介する特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」が東京国立博物館(東京・上野公園)にて2019年3月26日(火)にいよいよ開幕します!
 
「国宝 東寺ー空海と仏像曼荼羅」開催概要はこちら
 
本展は、空海にまつわる数々の名宝をはじめ、東寺に伝わる文化財の全貌を紹介するもので、空海が作り上げた曼荼羅の世界を体感できる講堂安置の21体の立体曼荼羅のうち、史上最多となる国宝11体、重要文化財4体、合計15体が出展されるほか、彫刻、絵画、書跡、工芸など密教美術の最高峰が一堂に会します。
 
このたび、東寺の子院であるの本尊である重要文化財「五大虚空蔵菩薩坐像」が新たに3体追加出品されることが決定しました。5体揃って東京で公開されるのは初めてのことです。

五大虚空蔵とは、五つの智慧をもつとされる虚空蔵菩薩を五方に配置したもので、金剛界の五仏を象徴するといわれています。今回出品される「五大虚空蔵菩薩坐像」はいずれも、獅子、象、馬、孔雀、(インド神話に登場する鳥類の王)の上に鎮座する珍しい形式で、五体すべてが現存する本像は、台座の馬や獅子まで制作当時の姿を伝える、たいへん貴重な作例です。
 
また、空海が唐から持ち帰った5人の祖師像(金剛智【こんごうち】、善無畏【ぜんむい】、不空【ふくう】、恵果【けいか】、一行【いちぎょう】に、空海の指導のもと新たに制作された2人(龍猛【りゅうみょう】、龍智【りゅうち】)を加えた国宝「真言七祖像」は、インド、中国を経て日本にもたらされた真言密教の法脈を明らかにする唯一無二の至宝です。会期中の4月16日(火)~21日(日)の6日間、全幅を一挙に展示します。7幅そろっての展示は貴重な機会で、こちらも見逃せません。※この期間以外は2~3幅が展示されています。
 

音声ガイドナビゲーターに佐々木蔵之介さん登場!

本展の音声ガイド・ナビゲーターが、俳優の佐々木蔵之介さんに決定しました。京都出身で、東寺境内にある洛南高等学校をご卒業されるなど、東寺ともゆかりの深い佐々木さん。お寺の歴史、空海の教え、仏像曼荼羅の見どころなど、たっぷりご案内します。

音声ガイド収録を終えた佐々木蔵之介さんから、メッセージをいただきました。
「東寺境内を通って通学していた洛南高校時代を思い出します。本展にたくさん出品される曼荼羅も、学園祭で両界曼荼羅を真似て描いたこともあり、身近に感じています。空海が言うように、曼荼羅は密教の世界観をビジュアル化して分かりやすく伝える、心で感じ取ってもらうもので、難しいことではないと思います。華やかだな、美しいなと、感じるだけでも良いのではないでしょうか。音声ガイドも、そういった“感じる”手助けをできたら、と思って臨みました。仏像曼荼羅を見るのも楽しみです。象に乗った帝釈天像、かっこいいですね。ぜひ音声ガイドと共に、曼荼羅という 宇宙を体感してください。」
■貸出料金:1台550円(税込)
■ガイド制作:(株)アコースティガイド・ジャパン
 
[佐々木蔵之介プロフィール]
1968年生まれ、京都府出身。
大学在籍中、劇団「惑星ピスタチオ」の旗揚げに参加。
退団後、2000年NHK朝の連続テレビ小説「オードリー」で注目を集め、以降数多くのドラマ・映画・舞台などに出演。主な主演作品には、映画「間宮兄弟」、「超高速!参勤交代」シリーズ、「破門」、「嘘八百」、ドラマには「ハンチョウ」シリーズ、「黄昏流星群」などがある。舞台では「狭き門より入れ」、「マクベス」、「リチャード三世」、「ゲゲゲの先生へ」などで主演を務めた。
 
「国宝 東寺ー空海と仏像曼荼羅」開催概要はこちら
 

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