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「時の記念日」100周年を前に子午線のまち・明石の天文科学館塔時計をリニューアル

セイコーホールディングス株式会社(代表取締役会長兼グループCEO:服部 真二、本社:東京都中央区、以下「セイコー」)は、今年6月10日の「時の記念日」100周年を前に、日本標準時子午線が通過する「子午線のまち」兵庫県明石市にある明石市立天文科学館の塔時計のリニューアルを行い、2月25日(火)に工事が完了しました。

塔時計は、1960年6月10日「時の記念日」の明石市立天文科学館オープン以来、60年間にわたり日本標準時を正確に刻み続けています。
塔時計を制御する塔内の親時計は、修正精度±1/100秒(0.01秒)以内の高精度です。
直径6.2、長針3.2m、短針2.2mの大時計は塔頂54mの高度にあって電車の車窓などからもよく見え、明石のシンボルとなっています。
現在の時計は3代目で、阪神淡路大震災で被災した2代目の後を継ぎ1998年1月17日午前5時46分に稼働しました。
外観の老朽化が進んだため、時の記念日100周年を前に修繕を行い、ロゴデザインを刷新。
LED化により省エネを実現するとともに、視認性も向上しました。
セイコーは、日本標準時子午線上で正確な時を刻む大時計が、これからも広く日本中、世界中の人々に愛される存在であることを願っています。
 

■2020年は「時の記念日」100周年



 

「時の記念日」は、100年前の1920年に、当時の東京教育博物館(現在の国立科学博物館)で開催された「時」展覧会の会期中、日本人の生産性を高めるため「生活改善同盟会」が時間尊重をアピールする様々なイベントを行ったのがはじまりで、ビラ配布や街頭での時計合せなどが実施されました。
「生活改善同盟会」は、伊藤博邦氏を会長に渋沢栄一氏など政財界・教育界の有識者による日常の生活改善10項目を挙げ実践・研究を行う団体で、その第一項に「時間を正確に守ること」を掲げていました。
セイコー創業者の服部金太郎もメンバーに加わり、服部時計店(現セイコー)は「時」展覧会に多数の時計を出品しました。
その後、日本人の時間意識は大きく変わり、現在では世界で最も時間に正確な国民性を知られるようになっています。

東京・上野の国立科学博物館では、「時の記念日」100周年を記念し、企画展「『時』展覧会2020」を4月21日から6月21日まで開催する予定です。
主催は国立科学博物館、明石市立天文科学館、日本時計協会で、セイコーの時計も20点以上展示される予定です。

 

<国立科学博物館「時」展覧会2020 展示予定のセイコーの時計>

 

国産初の腕時計「ローレル」

 

世界初のクオーツ式腕時計「クオーツアストロン」

 
 

■服部金太郎について
1881年、服部時計店(現セイコーホールディングス株式会社)を創業。
1913年、国産初の腕時計「ローレル」を発売。「常に時代の一歩先を行く」という創業者の精神を受け継いだセイコーは、1960年に世界最高レベルの精度を誇る「グランドセイコー」、1969年には世界初のクオーツ式腕時計「クオーツアストロン」など、数々の日本初、世界初の製品を世に送り出してきました。
本年は服部金太郎生誕160周年に当たります。

 
 
 

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