「学技能検定 計算問題Selection300 3級」表紙実用数
公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水 静海)は、実用数学技能検定(数学検定)の1次:計算技能検定に対応し、学年別・単元別の主要な計算問題を厳選して収録した初の計算問題集「実用数学技能検定 計算問題Selection(セレクション)」準2~5級の4冊を、2020年4月10日(金)に刊行しました。書は、数学検定を受検する際の学習に役立てられることはもちろん、学校の授業で学習した基礎的な内容を振り返る際や学校の長期休校中の自主学習のための教材としてもご活用になれます。
■本書刊行の経緯:計算問題に集中して取り組んでいただくために数学検定の過去問題から厳選
当協会が実施している実用数学技能検定(数学検定)の1~5級は、1次:計算技能検定、2次:数理技能検定で構成されており、計算技能検定では、学習内容のなかで重要な計算問題を中心に出題しています。今回刊行した「計算問題Selection」は、計算問題に集中して取り組めるように、過去に数学検定準2~5級で出題された問題をもとに、主要な計算問題のみを厳選して掲載いたしました。これにより、短期間で計算の能力を定着させたい方にも最適な構成の問題集になっています。今後は、図形問題や文章題など、過去問題をジャンル別に再構成することを模索してまいります。
■本書の特長:学年別・単元別の構成で、基礎的な内容の復習や長期休校中の自主学習にも最適
本書は、数学検定準2~5級までの全4冊で、それぞれ学年別・単元別の内容で構成しています。掲載している問題は、準2級が150問、3~5級が各300問で、数学検定を受検する際の学習に役立てられることはもちろん、学校の授業で学習した基礎的な内容を振り返る際にも活用できます。また、類似した計算問題に繰り返し取り組めるので、長期休校中の自主学習にも最適です。
■ネット直販サービス「数検Direct」で直接販売
このたび当協会は、公式のネット直販サービス「数検Direct(ダイレクト)」を開始しました。これまでも一部の書籍についてはFAXなどを用いた直接販売を行ってきましたが、本書の刊行にあたり、インターネットでのお申し込みが可能なサービスを開始いたしました。本書は、以下の実用数学技能検定公式サイトの関連書籍ページから「数検Direct」をご利用のうえご購入になれます。
実用数学技能検定公式サイト 関連書籍ページ「実用数学技能検定 計算問題Selection」
https://www.su-gaku.net/suken/support/book/reference.php#reference28
当協会は、今後も、学習者や、学校教育・学習指導者の方々の一助となるような算数・数学に関する書籍を企画・執筆・刊行し、広く学習者のみなさまの数学力向上に貢献してまいります。
【書籍概要】
■実用数学技能検定 計算問題Selection150 準2級
ページ数 :本文24ページ
学年・科目:中学校3年~数学IA
掲載問題数:150問
■実用数学技能検定 計算問題Selection300 3級
ページ数 :本文44ページ
学年 :中学校1年~中学校3年
掲載問題数:300問
■実用数学技能検定 計算問題Selection300 4級
ページ数 :本文40ページ
学年 :小学校6年~中学校2年
掲載問題数:300問
■実用数学技能検定 計算問題Selection300 5級
ページ数 :本文40ページ
学年 :小学校5年~中学校1年
掲載問題数:300問
※各書籍とも、【判型】A4判横型 【発行所】公益財団法人 日本数学検定協会
【定価】本体1,200円(税込)解答つき
【実用数学技能検定について】
「実用数学技能検定」(後援=文部科学省)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2015年以降は35万人を超え、また、2016年以降は実用数学技能検定を実施する学校や教育機関も17,000団体を超えました。以来、累計志願者数は600万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は30,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。
【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)
「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。
【法人概要】
法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 清水 静海(帝京大学大学院 教職研究科長・教授、
公益社団法人日本数学教育学会名誉会長)
会長 : 甘利 俊一(理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)
設立 : 1999年7月15日
事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
(4)数学の普及啓発に関する事業
(5)数学や学習数学に関する学術研究
(6)その他この法人の目的を達成するために必要な事業
URL : https://www.su-gaku.net/
※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。
※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。