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緊急事態宣言解除後も、性や心身の悩みを抱える若い女性の相談先が必要とされている 婦人科ユース外来を週1回開設、LINEのオンライン相談も受付開始

長く続いた緊急事態宣言下の閉鎖的な生活の中で、若い女性の中には、性や心身の悩みが生じた人も少なくないと考えられます。
日本では、若者が性や心身の悩みについて気軽に相談できる場所がほとんどなく、この状況は緊急事態宣言の解除後も変わりません。
そのような中、上野皮フ科・婦人科クリニック(以下「当院」)は、10代~24歳の女性を対象に、婦人科領域のトラブルや心身の不調、悩みに関する健康相談「AYAクリニック ユース外来」を、2020年1月から毎週木曜日15:30~17:00に予約制で受け付けています。
このたび、LINEビデオ通話によるオンライン相談も受付開始しました。
担当医は産婦人科専門医の栗下昌弘医師。相談料は1回税込500円。

※相談内容により30代まで可能。要お問い合わせ

 

クリニックの内観

 

クリニックの内観

 

  • ユース外来開設の経緯

栗下昌弘医師は、病院勤務の傍ら2000年から2014年まで、都内私立大学で毎年、全学生聴講可とする「性感染症と避妊」と題する特別講義や、年に数回、大学から依頼されて「女子学生、職員のための健康相談」も担当し、好評を博してきました。その中で、多くの女性が、性や心身の悩みを抱える女性は少なくないものの、気軽に相談できる場所が存在しないこと、さらに学生の性に関する知識が乏しいことに問題意識を感じていました。

一方、北欧やイギリスには、若者が性や心身の悩みを相談できる「ユースクリニック」があることが知られています。
ユースクリニックは行政の補助によって運営され、看護師、助産師、臨床心理士などが待機し、若者が無料で相談できるようになっています。
栗下医師は、このようなユースクリニックが日本でも必要だと考え、当院でユース外来を開始しました。

当院はこのような取り組みが全国の産婦人科クリニックに広まっていくことを希望しています。
全国の産婦人科クリニックの先生方が同様の取り組みをしてくだされば、全国の若い女性が安心して相談できる場所になると考えています。

 



 

  • 国内の他の「ユースクリニック」との違い・当院の「AYAクリニック ユース外来」の特徴

国内には「ユースクリニック」と標榜する相談サービスがありますが、そのほとんどが看護師・助産師等が相談に応じるものです。
看護師、助産師はあくまで正常な現象に関しては指示や指導ができるが、異常例については医師の許可のもとでの対応しかできません。

当院の「AYAクリニック ユース外来」は、40年以上の経験がある産婦人科専門医が相談に応じるため、信頼性があります。相談であっても、医師が対応する以上は医師としての責任が伴うと考えている。

 

  • 相談内容の例

10代~20代前半の女性を対象に次の相談を受け付けます。(なお、相談内容によっては30代の方まで対象になることがあります。詳細は要問い合わせ。)カップルでの相談も可能。

・生理痛がひどい(学校に行くのもつらい)
・生理の量が多い
・生理が不順でいつくるのかわからない
・生理前にイライラする
・気持ちが落ち着かない
・性感染症になってしまったかもしれない
・避妊についてわからないことがある
・中絶した後の心のケアを必要としている
・何となく体調がすっきりしない、原因がわからない
・ストレスなどで気持ちが落ち込んでなかなか回復しない
・彼も心配しているので、一緒に相談したい
・産婦人科を受診すべきかもしれないが、いきなり行くのは不安がある
・病院に行くべきかどうかわからない、何科にかかってよいかわからない
・産後や子育て中の女性の健康相談(何でも)
・30代までの女性の健康相談(特に様々なストレスに体調不安がある方) など

 

  • オンライン相談の予約方法

LINEのビデオ通話によるオンライン相談を受け付けます。

1)希望相談日の前日水曜日の20:00までにEメールを

ayaclinicinuenoderma@gmail.com 宛てに送付。

メール本文に、以下の項目を記入(氏名、年齢、相談希望日時、ご相談内容)。

2)メールの返信にてLINEアカウントをお知らせ。

3)お知らせしたLINEアカウントに、LINEでメッセージを送付。

4)予約日時までにLINE Payで相談料500円をお支払い。

5)予約時間になったらLINEビデオ通話で相談を開始。

(相談終了後にクリニック側で登録したLINEアカウントは削除致します)

【お問い合わせ】メール:ayaclinicinuenoderma@gmail.com

 

  • 対面相談の予約方法

1)希望相談日の前日水曜日の20:00までにEメールを

ayaclinicinuenoderma@gmail.com 宛てに送付。

メール本文に、以下の項目を記入(氏名、年齢、相談希望日時、ご相談内容)。

2)メールの返信にて受け付け。

3)予約日時に当クリニックに来院。相談料500円は当日来院時にお支払い。

 

  • 栗下昌弘医師プロフィール

産婦人科専門医。聖路加国際病院の産婦人科で32年にわたり、周産期、更年期障害、その他の婦人科疾患の予防と治療に携わる。1997年に聖路加国際病院で「更年期外来」を創設。
2000年に産婦人科(後に女性総合診療部)医長に就任。
長く、周産期・更年期の問題を抱える多くの患者さんに対し、心身両面から診る全人的医療を心がけてきた。
著書には産婦人科のテキスト『産婦人科―クリニカルトレーニング』(医学教育出版社、2006/02)や、共著書『更年期―50歳からの健康・美肌 (聖路加国際病院健康講座)』(双葉社、2003/09) がある。論文多数。

・経歴 昭和52年3月  京都大学医学部 卒業

平成12年12月 聖路加国際病院 産婦人科医長

平成22年7月  東京共済病院 婦人科部長

平成31年8月  医療法人社団悠俊会 上野皮フ科・婦人科クリニック 勤務

・所属学会:日本産科婦人科学会、日本女性医学学会、日本骨粗鬆症学会

・認定:医学博士、日本産科婦人科学会専門医、日本女性医学学会認定女性ヘルスケア専門医、

日本医師会認定産業医、日本心身医学会心身医療「産婦人科」専門医

・主な著書:『産婦人科―クリニカルトレーニング』(医学教育出版社、2006/02)

主な共著書:『更年期―50歳からの健康・美肌 (聖路加国際病院健康講座)』(双葉社、2003/09)

 

  • 当クリニックについて 

名称:医療法人社団悠俊会 上野皮フ科・婦人科クリニック

院長:西郡 克之(日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医)

診療科:一般皮膚科、美容皮膚科、一般婦人科、婦人科検診

住所:東京都台東区東上野1-7-12 徳永ビル2階

アクセス:都営大江戸線「新御徒町」A1出口 徒歩1分、JR山手線「御徒町」北口 徒歩5分

東京メトロ銀座線「稲荷町」2番出口 徒歩7分、日比谷線 「仲御徒町」3番出口 徒歩4分

都営バス02系統「東上野一丁目」 歩いてすぐ

電話:03-5842-1200     FAX:03-5842-1201

 

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