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【国立科学博物館】「恐竜博2016」公式サポーター・武井壮さんのトークセッションと内覧会体験レポート

ティラノサウルスを超える史上最大の肉食恐竜であり、四足歩行で“水中に潜んでいた”と仮説が発表されたスピノサウルスの全身復元骨格などを展示している「恐竜博2016」(国立科学博物館 3月8日(火)~6月12日(日))の内覧会に行ってきました。

 

音声ガイド・ナビゲーターにも挑戦された、公式サポーター・武井壮さんと、MCにテレビ朝日アナウンサーの松尾由美子さんのトークセッションでは、武井さんは、自らスピノサウルスの背びれを背負って登場されました。

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スピノサウルスについて聞かれた武井さんは、鼻先の部分に神経系が発達していたと考えられる小さな穴がたくさんあることや、水中で泳いでいただろうと思われる手足の形について話していました。また、「この大きな背びれだと水流があると泳げないので、スピノサウルスは湖で泳いでいたのでは?」と武井さんの仮説についても披露していました。



2014年に発表された新仮説が出たばかりですが、まだまだ謎のスピノサウルスについてあれこれ想像するのも、この恐竜博での楽しみ方ではないでしょうか。

 

音声ガイドには、一般版・ジュニア版の2種類があり、一般版では真面目な武井さんが恐竜の世界へ、ジュニア版では恐竜2匹と武井さんが冒険をするツアー仕立てで、楽しめます。
「大人の方にも、ジュニア版もお勧め!」との事でした。

 

「日本初の2頭の競演は、今ココでだけ。ここに来たら太古の状況が思い浮かぶと思うし、子供たちが興奮しているのが想像出来る!是非、家族で来て楽しんで欲しい!また、公開となったら見に来ようと思っているので、もしかしたら会えるかも?!」という事でした。

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スピノサウルスと戦うにはどうするか?など、笑いが絶えない武井さんの30分のトークセッションは、あっという間に終わってしまいました。
それでは、ここからは展示の様子をご紹介いたします。

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見どころの1つとして、もちろん一番最初に紹介したいのが、スピノサウルスです。
2014年に発表された新仮説に基づき、全身復元骨格が日本初となるスピノサウルスは、実物の化石も来日しています。
また、二大肉食恐竜「スピノサウルス×ティラノサウルス」の夢の競演!
二頭の歯(複製)も触ってみる事ができます。

 

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こちらは、2009年に高校生によって発見された、パラサウロロフスの赤ちゃんの化石は、2010年に発掘されました。
2メートル位の化石が何歳かを調べるのには、足の骨の断面に成長停止線(木でいう年輪のようなもの)で確認するそうですが、この化石からは確認されず、1歳未満の赤ちゃん恐竜である可能性が高いとされています。

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また、化石だけではなく、恐竜の鳴き声を聞く事ができます!
赤ちゃん化石が発見された事により、パラサウロロフスは、大人と子供で頭部の突起の大きさと形が違う事が明らかとなり、形状の違いから大人と子供で異なる鳴き声が再現されています!
是非、実際に違いを聞いてみてください!

 

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最後に、カナダより来日された化石クリーニング(プレパレーション)の専門家、クライヴ・コイさんによる目の前の実演もご覧頂けます!
2014年に発見された小型獣脚類サウロルニトレステスのクリーニング作業は普段見ることができないまたとないチャンスです!
※実演時間や休演日について詳しくは国立博物館にお問い合わせ下さい。

 

【起源】【植物食】【飛翔】【水中進出】【赤ちゃん】【恒温】【鳴き声】の7つのコーナーで見て、触って、聞いて楽しめる、「恐竜博2016」は、3月8日(火)~6月12日(日)に国立科学博物館にて開催されます。


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