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「観音の里の祈りとくらし展Ⅱ」 記者発表会レポート

7月5日(火)から8月7日(日)東京藝術大学大学美術館で開催される「観音の里の祈りとくらし展Ⅱ」の記者発表会が本日行われました。



琵琶湖の北東に位置する「観音の里」長浜市には、およそ130の観音様が伝わり、古くは奈良・平安時代に遡るものも多数あります。
京都や奈良とは異なり、その大半は大きな寺院ではなく、市内に点在する各集落の小さなお堂に慎ましく安置されており、村人の手によって守られてきたことに大きな特色があります。
2014年には、18軀の観音像を紹介する展覧会を開催し、2万人もの来場者がありました。
本展は、前回の展覧会を発展させ、観音像を中心に、長浜の庶民信仰をなす重要文化財約10軀を含む40を超える仏様をはじめ、観音の里に伝わる大切な古文書なども併せて出展します。
堂外に初めて出る仏様も多く、村人の信仰の対象である仏様が、各集落から一堂に会し、40以上も東京で展示されるのは史上初です。

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会場には、展覧会のメインである「伝千手観音立像」を平安時代から代々守り続けている「黒田観音寺」の世話方の高橋 栄二さん、かほるさんと特別ゲストとして観音の里長浜 PR 大使 滝田栄さんが登場し、長浜と展覧会についてのPRも行なわれました。

展覧会のみどころは、「日本屈指の観音の里・長浜から40軀以上の仏像が東京・上野に一堂に集まる」「中世の古文書なども展示される」「“観音の里長浜”の信仰文化や村の様子紹介」と長浜のホトケと長浜に住む人々や地域の取り組み等も紹介されます。

開催概要
名  称:観音の里の祈りとくらし展Ⅱ―びわ湖・長浜のホトケたち―
会  期:2016 年(平成 28)7 月 5 日(火)~ 8 月 7 日(日)
※「平櫛田中コレクション展(仮称)」(地下2階展示室)と同時開催
会館時間:午前 10 時~午後 5 時(入館は閉館午後 4 時 30 分まで)
休 館 日 :月曜日(ただし、7 月 18 日は開館)、7 月 19 日
会  場:東京藝術大学大学美術館 3階展示室(東京・上野公園)
主  催:東京藝術大学、長浜市
観 覧 料 :一般 1,200 円(1,000 円)
(予 定)  高校・大学生 700 円(600 円)
※中学生以下は無料
※障害者手帳をお持ちの方とその介助者1名は無料
※(  )は 20 名以上の団体料金
※団体観覧者 20 名につき1名の引率者は無料
※本展をご覧のお客様は、当日に限り同館同時開催「平櫛田中コレクション展(仮称)」を無料でご覧いただけます。
一般お問合せ:ハローダイヤル 03-5777-8600
滋賀県長浜市総合政策課 0749-65-6505


また、“東京にある、長浜の観音堂”をコンセプトとした「びわ湖長浜KANNON HOUSE」が3月21日にオープンします。
長浜市内の観音像を2か月交代で展示する、地方自治体の施設としては国内初の「観音」がテーマの情報発信拠点です。
最初に展示される観音像は、江戸時代、寛永寺の開祖・天海が、琵琶湖に浮かぶ竹生島に見立てて、上野・不忍池に弁天島(中之島)を築かせたという逸話がある「聖観音立像」が選ばれました。
上野と深いゆかりのある「聖観音立像」を、上野で拝むことができる貴重な機会です。

施設概要
名  称:びわ湖長浜KANNON HOUSE
構  成:観音堂(長浜市内の観音像を2か月交代で展示)/ギャラリー
※オープンから2か月間は、聖観音立像(竹生島宝厳寺)を展示。
面  積:約70㎡
開 設 日:2016年3月21日(月・祝)
営業時間 :10:00~18:00
休 館 日 :毎週月曜日(月曜祝日の場合はその翌日)/年末年始(12/29~1/3)
お問い合わせ:TEL:03-6806-0103(代表)/FAX:03-6806-0243
公式ホームページ:http://www.nagahama-kannon-house.jp/


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