○JR東日本が誇るクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」では、地域の様々な魅力を掘り起こし、四季折々の鉄道ならではの旅として提供することで、「お客さまと地域をつなぐ懸け橋」となることを目指して運行しています。
○2017年5月の運行開始より5周年を迎える2022年度から、春~秋の3泊4日コースおよび1泊2日コースの旅をこのたび初めてリニューアルします。
○新たな「深遊探訪」の旅の中から、今回2022年4~6月出発分を弊社にて販売致します。
1 新コース概要
2022年4月から、東日本・北海道の新たな魅力を感じていただく、「TRAIN SUITE 四季島」ならではの旅を新しくご提供します。リニューアルする2つのコースの概要やテーマは、以下の通りです。
(1) 3泊4日コース(春~秋) 「大自然の織りなす風景と、受け継がれてきた悠久の文化にふれる旅。」
【新登場となる食事・宿泊箇所、「深遊探訪」の地のご紹介】
■ 1日目昼食(車内) 六雁(銀座):和食
選び抜いた食材によってご提供するのは、繊細かつ大胆に表現された日本料理。素材の魅力を存分に引き出した、美しい一皿をご堪能ください。
■ 2日目 ウポポイ(民族共生象徴空間)見学
北海道白老町に2020年にオープンしたアイヌ文化を復興・発信する施設「ウポポイ」。先住民族であるアイヌの人々の暮らしや育んできた文化・歴史を紹介する「国立アイヌ民族博物館」や、ユネスコ無形文化遺産に登録されている「アイヌ古式舞踊」、ムックリ(口琴)の楽器演奏といった伝統芸能を観賞することができる「体験交流ホール」など、自然豊かなポロト湖のほとりでアイヌ文化の多彩な魅力に触れていただきます。
■ 2日目 支笏湖エリア施設宿泊 しこつ湖 鶴雅別荘「碧の座」
支笏湖を望んで立つ「碧の座」。畳の廊下を歩く和の佇まいもありながら、洋の快適性も併せ持つホテルです。全室に広々とした温泉露天風呂とジェットバス付の内湯を備え、まるで別荘を訪れたかのようにゆったりとお寛ぎいただけます。
■ 3日目 黒石ねぷたうちわ制作体験
藩政時代から続く木造のアーケード「こみせ」の景観でも知られる黒石。「黒石ねぷた」などで使用されたねぷた絵を切り抜いて作る、「世界に一つだけのうちわ」作りを体験いただきます。
■ 3日目夕食(車外) オステリア・エノテカ・ダ・サスィーノ(弘前市):イタリアン
自家製食材にこだわり、野菜や生ハムやハーブ、ワインまで、素材から作り出す「サスィーノ」の、弘前の風土を味わう手作りのイタリアンをお楽しみいただきます。
■ 4日目 鳴子温泉街散策
奥州三名湯の一つとうたわれる鳴子温泉で、朝のさわやかな空気の中、自由散策をお楽しみいただきます。
■ 4日目昼食(車内) 寿司正(石巻市):握り寿司
世界三大漁場と呼ばれる三陸 金華山沖に面した港町・石巻に店を構える「寿司正」が、地物をはじめ選りすぐりのネタを揃え、車内で握りたての寿司をご提供いたします。
(2) 1泊2日コース(春~秋) 「みなとまちが育んだ豪商の粋と、豊かな里山の恵みを味わう旅。」
【新登場となる食事・宿泊箇所、「深遊探訪」の地のご紹介】
■ 1日目昼食(車内) 中国意境菜 白燕(上野):中華
舌だけでなく目でも楽しい中華料理を、本場香港や北京で修業を積んだシェフが提供いたします。新鮮な素材の厳選から盛り付けの見た目までこだわり抜いた一皿をご堪能ください。
■ 1日目 新潟観光(新潟市)
江戸時代半ばから明治時代中期にかけ北前船の寄港地となり、港町として大きく発展した新潟。商人が財を成し、上方にも通じる「もてなし」の文化も作り上げられてきました。この旅では、新潟三大財閥の一つと言われた齋藤家ゆかりの地を訪れます。
・旧齋藤家別邸(4~9月出発分)
齋藤家が大正7(1918)年に建てた別荘「旧齋藤家別邸」を訪れ、優れた工匠の技術や美しい庭園に残るその繁栄ぶりを、案内付きでご見学いただきます。
・燕喜館(10・11月出発分)
齋藤家の本邸の一部を、白山公園内に移築して再建した「燕喜館」は、随所に銘木が使用され、座敷の欄間や襖絵なども数寄屋風の粋が感じられます。
「燕喜館」では、京都の祇園、東京の新橋と並び称された花街である新潟古町の芸妓が披露する芸をお楽しみいただきます。
※2日目以降は、出発月により異なるコースへご案内いたします。
【山梨コース(4・5・10・11月出発)】
■ 2日目朝食(車外) フレンチダイニング竜(甲州市):洋食
日本庭園を望むゆったりとしたお座敷で、地元山梨の野菜や食材を使った洋朝食をお召し上がりください。
■ 2日目 勝沼の日本ワイン(甲州市)
国産ぶどうを100%使用し国内で醸造する「日本ワイン」の一大産地として国内外から脚光を浴び始めている山梨・勝沼で、「甲州」というテロワールにこだわりワインを生み出すワイナリーにて造り手の誇りに触れていただきます。
※中央葡萄酒、勝沼醸造、丸藤葡萄酒のいずれかを訪れます。
■ 2日目昼食(車内) 割鮮 岡(甲府市):和食
新鮮な食材に丁寧な一手間を加え、さらに美味しく引き立てる、こだわりが込められた「岡」の日本料理をお楽しみください。
【長野コース(6~9月出発)】
■ 2日目 姨捨駅からの風景観賞
姨捨駅周辺から眺める善光寺平は、かつて肥薩(ひさつ)線矢岳越え、旧根室本線狩勝峠と並び「日本三大車窓」と言われました。この旅では、早朝に列車が停車します。ホームに降りて眼下の風景を眺めたり、車窓からの景色を楽しんだりと、思い思いの朝の時間をお楽しみください。
■ 2日目 千曲川ワインバレーでの朝食および観光
降水量が少なく長い日照時間と水はけが良い土壌の質から多くのワイナリーが集まる千曲川流域の「千曲川ワインバレー」の中で、出発月に応じて以下のいずれかのワイナリーを訪れます。
・ヴィラデストガーデンファームアンドワイナリー(東御市、6・7月出発分)
この地に移住したエッセイスト・画家の玉村豊男氏が2003年に開業した、豊かな自然の中にぶどう畑の広がる眺望が美しいワイナリーです。
朝食には、敷地内の「ヴィラデストカフェ」にて、ガーデンで採れたハーブ、地元農家からの野菜を中心に、季節感たっぷりのメニューをご堪能いただきます。
・マンズワイン小諸ワイナリー(小諸市、8・9月出発分)
この地にいち早く着目しぶどう栽培を始めたワイナリーで、同社の中でもプレミアムワインと言われる日本ワイン「ソラリス」シリーズを中心に生産しています。雄大な自然に抱かれたぶどう畑や信州の風土を模した日本庭園の散策のほか、「四季島」のお客さまは特別に地下セラー(通常非公開)へとご案内いたします。
朝食はワイナリー内にて、「軽井沢プリンスホテル」の「日本料理からまつ」が作る和食をお楽しみいただきます。
■ 2日目昼食(車内) ヒカリヤニシ(松本市):フレンチ
松本の文化を継承するレストラン「ヒカリヤニシ」。信州の近隣農家の滋味あふれる野菜を主役にし、新しい発想で組み合わせる料理は、素材本来の甘みと「組み合わせの妙」を感じることができます。
2 株式会社びゅうトラベルサービスにて販売する日程
(1)3泊4日コース出発日(月曜日出発)
2022年4月18日、25日
2022年5月16日
2022年6月20日、27日
(2)1泊2日コース(山梨)出発日(土曜日出発)
2022年4月2日、9日、30日
2022年5月7日、14日、28日
(3)1泊2日コース(長野)出発日(土曜日出発)
2022年6月4日、11日、18日
※㈱びゅうトラベルサービスが販売する日程のみの表記となります。「四季島」の運行は上記以外にもございますので、その他の運行日については「TRAIN SUITE 四季島」サイトをご覧ください。
3 株式会社びゅうトラベルサービスが販売する商品概要
(1)旅行代金(お一人様)[単位:円]
(2)お申し込みについて
①申込受付期間
2021年10月31日(日)18時00分まで ※必着
②お申し込み方法
旅行のお申し込みは、ホームページまたは「TRAIN SUITE四季島」ご案内パンフレットに同封されている
専用申込書にてお申し込みください。ご案内パンフレットの請求は「TRAIN SUITE 四季島」サイトまたは
「TRAIN SUITE四季島」ツアーデスクにて受け付けています。
【ホームページ】
■「TRAIN SUITE 四季島」サイト(JR東日本)
https://www.jreast.co.jp/shiki-shima/
■「TRAIN SUITE 四季島」商品申込サイト(びゅうトラベルサービス)
http://www.jre-cruisetrain.com/shiki-shima/pages/application.aspx
【電話】
「TRAIN SUITE 四季島」ツアーデスク
0570-00-7216(ナビダイヤル)
営業時間10:00~17:30(休業日:水曜・土曜)
※お申し込みが多数の場合は、抽選とさせていただきます。
※抽選結果の発表は2021年11月下旬頃を予定しています。