国立科学博物館は、2022(令和4)年9月27日(火)から12月4日(日)までの期間、企画展「解き明かされる地球と生命の歴史 -化学層序と年代測定-」を開催いたします。
【詳細URL:https://www.kahaku.go.jp/event/2022/09stratigraphy/】
国立科学博物館は、2016年度から5年間、分野横断型の総合研究「化学層序と年代測定に基づく地球史・生命史の解析」を実施しました。この研究では、主に3台の質量分析装置を用いて、岩石や堆積物に含まれる酸素、炭素、ストロンチウムなどの同位体比を分析し、地層の年代や堆積時の環境を明らかにするとともに、曖昧だった化石種の出現や絶滅のタイミングを詳細に決定することができました。本展では、これら研究成果の一端をご紹介します。
・開催概要
企画展「解き明かされる地球と生命の歴史 -化学層序と年代測定-」
【会 場】国立科学博物館(東京・上野公園)地球館1階 オープンスペース
【会 期】2022(令和4)年9月27日(火)~12月4日(日)
【開館時間】午前9時~午後5時※入館は閉館時刻の30分前まで。
【休 館 日】毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)ただし10月3日(月)は開館
※会期等は変更となることがあります。
【入 館 料】一般・大学生:630円(団体510円)(税込)、高校生以下および65歳以上無料
※本展は常設展示入館料のみでご覧いただけます。団体は20名以上。
【入館方法】新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を実施しています。
※入館には、オンラインによる事前予約が必要です。
※入館前に検温、体調等の確認をし、発熱等がある場合は入館をお断りします。
※入館方法の詳細等については、当館ホームページの予約サイトをご覧ください。
https://www.kahaku.go.jp/news/2020/reservation/index.html
【主 催】国立科学博物館
【協 力】九州大学総合研究博物館、筑波大学、三笠市立博物館、 むかわ町穂別博物館
・展示紹介
【表面電離型質量分析装置】
【アメリカ合衆国ノースダコタ州のK-Pg境界層を含む地層】
【アンモナイトの化石(ディディモセラス)】
【髭鯨類:シマジリクジラの頭骨化石(上:背側面、下:腹側面)と板鰓類:ホホジロザメの歯化石(中)】
【北海道若松沢層の植物化石ウスリーナラ】
【貝化石(ユキノカサ)】
【南大東島の洞窟から産出したユビナガコウモリ類の化石】
国立科学博物館ホームページ:https://www.kahaku.go.jp/
【文化庁】プレスリリースより