展覧会公式サイト:
「モネ 連作の情景」 東京展(産経新聞社ほか主催)が、10月20日(金)から上野の森美術館(東京都台東区)で、大阪展が2024年2月10日(土)から大阪中之島美術館(大阪市北区)で開催されます。展覧会開催に先駆けて9月6日(水)、東京都内で記者発表会が行われ、展覧会ナビゲーターと自身初となる音声ガイドに挑戦する俳優の芳根京子さんが登場。あわせて、スヌーピーで有名な「PEANUTS」とのコラボや、展覧会イメージソングを注目の新人Hana Hopeさんが担当することも発表されました。
柔らかい色使いとあたたかい光の表現で知られる印象派の巨匠、クロード・モネ(1840-1926年)。同じ場所やテーマに注目し、異なる天候、異なる時間、異なる季節を通して描いた「連作」として発表しています。そんなモネの代名詞ともいえる「連作」に焦点をあてた本展では、国内外40館以上から日本初公開を含む60点以上(*)が一堂に会します。全出品作がモネという、「100%モネ」の展覧会です。
*東京展、大阪展で出品作が一部異なります
《芳根京子さん〈睡蓮〉が楽しみ》
芳根さんは水面をイメージさせる銀と水色のワンピースで登場。展覧会ナビゲーターを引き受けたきっかけについて「今までアートに詳しくなかったけれど、母が美大出身なので、一緒に美術館に行く機会も。アートにふれたいと思っていたので、思い切って飛び込みました」と明かします。
11月11日(土)放送予定の本展特別番組の取材のため、フランスを訪れたという芳根さん。初めてとなる音声ガイドに「モネが見ていた風景、描いた情景を実際に自分の目で見ることができた。実際にフランスを訪れた自分だからこそできる表現で、モネの絵を見ている方に寄り添えるようなナレーションを心がけたい。モネに触れたことがない人も、音声ガイドでサポートするのでぜひ楽しんでほしい」と意気込みを語りました。
気になる作品について尋ねられると、〈睡蓮〉の連作をあげ、「特番の取材で、モネが睡蓮を描いたジヴェルニーの庭も訪れましたが、派手ではないのに美しくて、すごく不思議な気持ちになれました」と期待しました。
会見には本展日本側監修の島田紀夫・実践女子大学名誉教授も登壇し、「ある一つのテーマやモチーフをゆるやかに展開するのはモネの特徴。連作への制作態度を通じて、モネの初期から晩年までの芸術の変遷をたどっている」と本展開催の意義を説明しました。
【芳根京子さんプロフィール】
1997年2月28日生まれ。出身地東京。 高校1年生の時にスカウトされ芸能界へ。2013年にフジテレビ系ドラマ『ラスト・シンデレラ』で女優デビューし、 2016年度後期の連続テレビ小説『べっぴんさん』ではヒロインを務めた。 2019年3月、映画『累 -かさね-』、『散り椿』で第42回日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞。映画、ドラマ、CMなど多方面で活躍中。
【音声ガイド】
芳根京子さんとともに解説するのは、テレビアニメ『鬼滅の刃』の我妻善逸役や『進撃の巨人』シリーズのコニー・スプリンガー役などで知られる声優の下野紘さん。モネの描いた連作の情景へと皆様をご案内します。
音声ガイド専用機器:650円(税込)/台
《スヌーピーで有名な『PEANUTS』とコラボ!》
コミック『PEANUTS』でモネについて描かれたエピソードが登場するという縁があり、今回の『PEANUTS meets Monet』コラボが実現しました!睡蓮の葉に乗るスヌーピーとウッドストック、モネや印象派画家のように戸外で絵画制作を楽しむPEANUTS キャラクターなどの可愛いイラストをあしらった様々なグッズが登場する予定です。お楽しみに!
《イメージソングはHana Hope》
展覧会イメージソングを歌うのは注目の新人シンガーHana Hopeさん。YMOのトリビュートコンサートに13歳で参加、今年7月にメジャーデビューを果たした17歳が、「移ろい」をテーマに書き下ろされた「たゆたう」(作詞:矢野水音 作曲・編曲:ゴンドウトモヒコ)を、繊細に表現しました。
《開催概要》
展覧会名:「モネ 連作の情景」東京展
会場:上野の森美術館(東京都台東区上野公園1-2)
会期:10月20日(金)~2024年1月28日(日)
休館日:12月31日(日)、2024年1月1日(月・祝)
開館時間:9:00~17:00(土日祝日は9:00~19:00) ※入場は閉館の30分前まで
料金表(日時指定予約推奨):
※会期中は上野の森美術館チケット窓口にて、当日券を販売します。
※混雑時は、入場をお待ちいただく場合がございます。
※未就学児は無料、日時指定予約は不要です。
※障がい者手帳をお持ちの方と、その介護者1名は当日料金の半額となります。会場チケット窓口にて、障がい者手帳をご提示の上、ご購入ください。日時指定予約は不要です。
9月20日(水)10時より、チケット販売開始!
主なチケット販売場所:●公式チケットサイト(ART PASS)●産経iD ●フジテレビダイレクト ●チケットぴあ ●ローソンチケット ●e+(イープラス)●CNプレイガイド ●楽天チケット ほか
主催:産経新聞社/フジテレビジョン/ソニー・ミュージックエンタテインメント/上野の森美術館
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
企画:ハタインターナショナル
特別協賛:にしたんクリニック
協賛:第一生命グループ/NISSHA
協力:KLMオランダ航空/日本航空/ルフトハンザ カーゴ AG/ルフトハンザ ドイツ航空/ヤマト運輸
監修:ベンノ・テンペル(デン・ハーグ美術館館長)
監修協力:マイケル・クラーク(前スコットランド・ナショナル・ギャラリー館長)
日本側監修: 島田紀夫(実践女子大学名誉教授)
展覧会公式サイト: https://www.monet2023.jp/
展覧会公式X(Twitter):@100_monet2023
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)、全日9:00~20:00