【展示期間:3月28日~4月23日】
2017年3月28日(火)から5月21日(日)まで、東京藝術大学大学美術館にて 特別展「雪村-奇想の誕生-」が開催されます。
「ゆきむら」ではなく、「せっそん」です。
首の骨が折れるくらいに仰ぎ見る顔から、斜め上に向かってピンと伸びる長いヒゲ。足元を見れば、ギョロッとした目つきの龍。「呂洞賓図」に描かれている場面は、何から何までありえません。
この作品を描いたのは、戦国時代の画僧、雪村周継(せっそん しゅうけい)です。武将の子として生まれながら出家して画業に専心した雪村は、故郷である茨城や福島、神奈川など東国各地を活躍の場としました。その生涯は未だ謎に包まれていますが、ひときわ革新的で、また人間味あふれる温かな水墨画を描き続けた、ということだけは確かです。雪村の作品は江戸時代の尾形光琳らを魅了し、狩野芳崖ら近代の画家たちへと受容されたのでした。
この展覧会は、雪村の主要作品約100件と関連作品約30件で構成される最大規模の回顧展です。雪村の「奇想」はどのようにして生まれたのか、その全貌に迫ります。この機会にぜひご覧ください。
雪村筆 《風濤図》 重要文化財 1幅 22.1×31.4cm 京都・野村美術館蔵
【展示期間:4月25日~5月21日】
雪村筆 《鍾馗図》 1幅 100.2×106.7cm 個人蔵
【展示期間:4月25日~5月21日】
雪村筆 《猿猴図》 1幅 120.7×47.2cm 個人蔵
【展示期間:3月28日~4月23日】
狩野芳崖筆 《竹虎図》 1幅 19.5×32.6cm 奈良県立美術館蔵
【展示期間:3月28日~4月23日】
【開催概要】
展覧会名 | 特別展「雪村-奇想の誕生-」 |
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会 期 | 2017年3月28日(火) ~ 2017年5月21日(日) |
会 場 | 東京藝術大学大学美術館(上野公園) 〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8 |
開館時間 | 午前10時~午後5時 ※入館は閉館の30分前まで |
休館日 | 毎週月曜日 ※ただし5月1日は開館 |
観覧料金 | 一般:1600円(1400円)/大学生:1200円(1000円)/高校生:900円(700円)
*中学生以下無料 前売り券情報はこちら → http://sesson2017.jp/ticket.html |
主 催 | 東京藝術大学、読売新聞社 |
お問合せ | 03-5777-8600(ハローダイヤル) |
報道発表会レポートはこちら:
https://home.ueno.kokosil.net/ja/archives/9988