株式会社パルコと株式会社CAMPFIREが共同運営する購入型クラウドファンディングサービス「BOOSTER(ブースター)」は、江戸時代より梅の名所として知られる湯島天満宮(東京都文京区)の梅を守る「梅園再生プロジェクト」を支援するクラウドファンディングを実施致します。
湯島天満宮は、学問の神様として名高いことは有名ですが、梅をこよなく愛した菅原道真公を祀り、江戸時代から梅の名所として知られています。湯島天満宮内で開催されている「文京梅まつり」が令和6年で67回目を数え、今では初春の風物詩として全国でも有名になりましたが、年々梅の咲く量は減少の一途を辿っています。
今回実施するクラウドファンディングを経て、歴史ある梅の名所である湯島天満宮の梅園を、より華やかに・より豪華な梅園へ再生することを目指します。
- <「梅園再生プロジェクト」詳細>
湯島天満宮は、学問の神様として名高いことは有名ですが、梅をこよなく愛した菅原道真公を祀り、江戸時代から梅の名所として知られています。
戦後、「憩いの場として、都内・近隣の方に楽しんでいただきたい」との思いから植えられた梅の木も気づけば樹齢50年を超えました。
「文京梅まつり」は毎年開催しておりますが、年々梅の咲く量は減少の一途を辿っており、その原因は梅の木の老化です。
梅まつりへお越しいただく皆様には申し訳なく思う状況となっております。
そこで【菅原道真公 御神忌1125年(※)】を迎える2026年に向かい、“梅園再生プロジェクト”を立ち上げました。
(※)菅原道真公の没後50年毎に「大萬燈祭」、その間の25年ごとに「半萬燈祭」と称する最も重要な祭典を斎行し、神賑行事を行うなどして「菅公の慰霊」と「菅公精神の継承」を行っております。
- <「梅園再生プロジェクト」の内容>
①湯島天満宮の象徴・冬至梅の木、初の植え替えへ
冬至梅とは“冬至に一番春をお知らせする”といわれる梅で、湯島天満宮の中央部に位置しています。(下記画像)
もとは神社の造りとしては珍しい「渡廊下」を引き立たせるために、約50年前に有志から奉納された“湯島天満宮の梅の木の象徴”です。
現在は古木となった影響により、枝が切り落とさざるを得ない状況、そして花が咲く箇所はほんの一部となって
しまいました。
②湯島天満宮梅園・庭園化工事 ー第二期ー
梅園は境内に2か所、うち1か所は梅園の中を歩いていただける道などを整備し、庭園化という進化を果たしました。今回、梅園をあと1か所庭園化する第二期工事を行います。
第二期工事(庭園化)を経て変わることは以下の3つです。
1)庭園化により、さらなる観光資源の強化。
2)一部梅の木の植え替えを行うことで、梅の木・花の成長を促進します。
(梅の花は太陽に当たることで咲きやすく、そして梅の木間の風通しをよくすることで虫の付着を防ぎます)
3)土壌は50年に一度は変えた方が望ましいといわれ、このタイミングにて土壌を入れ替えます。
- <「梅園再生プロジェクト」特別委員会を編成し、プロジェクト成功を目指します>
今回、「梅まつりに資する梅の花(木)」そして「梅園の変化」を、より多くの方に深めていただきたい趣旨から、購入型クラウドファンディングを通じて、記念リターン(返礼品)のお渡しと同時に一部資金のお願いをする形となりました。
プロジェクト推進にあたり、各社の強みを掛け合わせることで目標達成確率を高めるべく、下記メンバーにて特別委員会を結成致しました。
■湯島天神梅まつり実行委員会 https://www.yushimatenjin.or.jp/pc/ume/2023/index.htm
■湯島天満宮 https://www.yushimatenjin.or.jp/pc/index.htm
■クラウドファンディングBOOSTER(株式会社パルコ) https://camp-fire.jp/booster-parco
■松坂屋上野店(株式会社大丸松坂屋百貨店) https://www.matsuzakaya.co.jp/ueno/
(ご参考)
株式会社大丸松坂屋百貨店と株式会社パルコを事業会社にもつJ.フロント リテイリング株式会社は、地域社会との共生を通して、「持続可能な社会の実現」とエリア内での店舗と街づくりが一体化した「暮らしの楽しさの実現」の融合をはかることで、街区の魅力化による地域の活性化に貢献し、地域と共に成長していくことを目指します。
今回、松坂屋上野店による返礼品のアイデア提供や、店舗をメディア化した情報発信、パルコが持つクラウドファンディングの仕組みやノウハウ、それぞれの強みを掛け合わせることで、プロジェクトのスケールアップに繋げます。
- <クラウドファンディング概要>
●プロジェクト名:
【梅の名所・湯島天満宮】梅園再生プロジェクト ~より華やかに、より豪華に~
●募集期間:令和6年2月1日(木)12時~令和6年4月20日(土)23時59分
●目標金額:500万円
●プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/view/708460