2016年9月24日(土)上野公園・水上音楽堂にて「上野不忍華舞台 江戸伝統芸能 吉例第十七回」が開催されます。
江戸の伝統芸能がたっぷり楽しめる「上野不忍華舞台」は今年で17回目を迎えました。毎年好評をいただいており、今年も素晴らしい舞台をご用意しております。ぜひこの機会にご覧ください。
《 開催概要 》
名 称 上野不忍華舞台 江戸伝統芸能 吉例第十七回
日 時 2016年9月24日(土)
昼の部開演:午後12時半
夜の部開演:午後5時
※雨天決行
会 場 上野公園不忍池畔 水上音楽堂
全席指定 3,000円
主催・後援 主催:上野観光連盟 TEL:03-3832-0084
後援:台東区
企画・製作:東京宣商
《 チケットのお求め 》
水上音楽堂 正面入口前特設チケット売場
8月20日(土) 午前9時~午後3時
上野観光連盟 上野観光連盟事務所
8月23日(火)から9月16日(金)
※全席指定 3,000円
※枚数に限りがありますのでお早めにどうぞ。
《 お問い合わせ 》
上野観光連盟 台東区上野2-1-3 88ビル9階
TEL:03-3832-0084 (午前10時~午後5時 土曜・日曜休み)
http://www.ueno.or.jp/
一、長唄『鬚櫓』
特別出演 人間国宝
東音:宮田 哲男
長唄女子東音会
東音:金子 君子 他
鳴物:望月左太郎社中
この舞台で、リクエストが多くいつも好評の長唄女子東音会です。今回の演目は、狂言の「鬚櫓」をもとにして作曲された長唄の舞踊曲です。長唄の第一人者で人間国宝でもある宮田哲男と、女子東音会の皆さんの演奏を十分にお楽しみください。
「鬚櫓」あらすじ…大嘗会の行列を飾る幸の鉾をとる役に決まった大鬚の男は有頂天で家に帰り、祭の衣装を揃えろと女房に命じます。貧しい暮らしなのにとんでもないと女房な怒り、近所の女たちと夫の鬚を抜こうと薙刀を手にします。抜かれないよう夫は旗指物を立てた小さな櫓を鬚にかけますが、激しい攻防戦の末……お楽しみに。 |
二、舞踊『花魁道中』 女形舞踊:竜 小太郎 流し目のスナイパー(射撃手)の異名を持ち、美しい女形として評判の竜小太郎。 |
三、石見神楽『大蛇』
石見神楽東京社中
平成二十三年六月、石見地方出身者を中心に結成し、現在は約二十五名のメンバーで、伝統芸能『石見神楽』の伝承に一生懸命取り組み、石見の地に息づく伝統文化の魅力を多くの方に知ってもらうため、首都圏にて年間三十回程度の奉納、上演を行い、島根関連イベントのみならず、あらゆる地域のイベントにも積極的に参加し、神楽の認知度向上と石見地域の接客の促進を図っております。 |
「大蛇」あらすじ…悪業のために高天原を追われた須佐之男命が出雲の國・斐川にさしかかると、老夫婦が嘆き悲しんでいた。訳を尋ねると、夫婦には八人の娘がいたが、大蛇が毎年現れて、七年に七人の娘をとられ最後の一人も取られる運命にあるという。命は、大蛇退治を約束し、毒酒を作らせ、これを大蛇が飲んで酔った所を退治した。
四、落語『お楽しみ』 三遊亭 圓歌 現在の落語界で、なにしろ一番面白いと定評のある落語家です。「授業中」~「中沢家の人々」と、常にその笑いにはエネルギーがあふれている。 |
五、舞踊『雨の五郎』
立方:中村 獅童
地方:松永鉄九郎社中
祖父は昭和の名女形と謳われた三世中村時蔵、父はその三男三喜雄。叔父に萬屋錦之介、中村嘉葎雄。八歳で歌舞伎座にて初舞台を踏み、二代目中村獅童襲名。 歌舞伎役者である一方、映画『ピンポン』のドラゴン役で、日本アカデミー賞ほか各新人賞5冠を受賞し、一躍注目を集める。以降歌舞伎のみならず、舞台・映画・テレビ・CM・声優・音楽・ファッションとその活動は多岐にわたる。 主な出演作に、戦後六十周年記念映画『男たちの大和』、ジェット・リーと共演した『SPIRIT』、ハリウッド進出初作品となるクリント・イーストウッド監督『硫黄島からの手紙』や日本人として唯一出演した『レッド・クリフ』などがある。 |
近年の主な出演作に、TV『八重の桜』『精霊の守り人』『トットてれび』。映画『振り子』『起終点駅ターミナル』『日本で一番悪い奴ら』『TOO TOUNG TOO DIE ! 若くして死ぬ』、他多数出演。『デスノート Light up the NEW world』が十月二十九日公開。
中村獅童の「上野不忍華舞台」は歌舞伎ファン必見。大いにご期待ください。その上、今回は特別企画として、トークショーがります。あらゆるジャンルで活躍を続ける舞台裏の面白い話をして下さいます。こちらもお楽しみください。