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「フェルメール展」《取り持ち女》を期間限定で追加出展 東京展では国内最多の計9作品を展示

2018年10月5日(金)から東京・上野の森美術館で開催する「フェルメール展」に、ヨハネス・フェルメール作《取り持ち女》(ドレスデン国立古典絵画館蔵)を期間限定で追加出展することが決定しました。《取り持ち女》はフェルメール初期の大作で、日本初公開です。《取り持ち女》は、2019年1月9日(水)~2月3日(日)までの期間限定展示となります。これまで「フェルメール展」(東京展)へのフェルメール作品の出展を過去最多の8点としてきましたが、本作の追加により計9点となります。



「フェルメール展」内覧会レポートはこちら!

 

【取り持ち女(The Procuress)の作品解説】
初期作の1つである本作は、それまで宗教画、物語画に取り組んでいたフェルメールがはじめて描いた風俗画である。当時、キリストが説いたたとえ話「放蕩息子」を発端に、娼家を舞台にした絵が数多く制作され、フェルメールもそうした時流の中でこの絵を描いた。女性は今まさにお客から金貨を受け取るところである。彼女を明るく照らす光、表情や手の動きなど、後にフェルメールが確立する表現の萌芽がすでに散見される。現存作品の3点にのみに年記が残るが、本作の右下には画家のサインと共に制作年も記されている。日本初公開。ドレスデン国立古典絵画館蔵。1656年、油彩・カンヴァス、143×130cm。

 

 

展覧会概要

 

展覧会名 フェルメール展

会 期 2018年10月5日(金)~2019年2月3日(日)
※12月13日(木)は休館。

会場 上野の森美術館(東京都台東区上野公園1-2)

開館時間 9:30~20:30(入館は閉館30分前まで、開館・閉館時間が異なる日もあり)

日時指定入場制 待ち時間緩和を目的とし、入場時間を6つの時間帯に分けた前売日時指定券(当日日時指定券料金は+200円)での入場を原則としており、当日日時指定券は前売販売に余裕があった時間枠のみ販売。
一般2500円、大学・高校生1800円、中学・小学生1000円、未就学児は無料。

公式HP https://www.vermeer.jp/

インフォメーションダイアル 0570-008-035(会期前10:00~18:00、会期中9:00~20:00)

 
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