記事提供:たいとう文化マルシェ 平安時代前期に成立し、さまざまな変化を遂げながら描き継がれてきた「やまと絵」。 東京国立博物館で開催される特別展「やまと絵-受け継がれる王朝の美-」は、常に革新…
若き芸術家たちの胎動とその軌跡。【東京藝術大学大学美術館】「台東区コレクション展―文化・芸術の杜 上野を巣立った芸術家たち―」内覧会レポート
中央は第1回受賞作《迷宮》(手塚 雄二 昭和56年度) 記事提供:たいとう文化マルシェ 昭和56年度に創設された「台東区長賞」を原点として、長年にわたって交流・連携を深めてきた台東区と東京藝術…
禅宗文化の精髄を体感する。
【東京国立博物館】特別展「東福寺」(~5/7)内覧会レポート
京都を代表する禅寺の一つである東福寺。 新緑や紅葉の名所として知られ、戦火に見舞われながらも古文書や書跡、典籍、肖像画など数多の宝物を守り継いできた名刹である。 東福寺の至宝をまとめて紹介する初の機会となる…
今ふたたびめぐり合う、源氏物語の世界。【東京都美術館】上野アーティストプロジェクト2022 「美をつむぐ源氏物語―めぐり逢ひける えには深しな―」(~1/6)内覧会レポート
上野アーティストプロジェクト2022「美をつむぐ源氏物語―めぐり逢ひける えには深しな―」会場風景より 1000年の歳月を超えて読み継がれる平安文学の最高傑作『源氏物語』。 多彩なジャンルの表現者が参加する…
史上最大のTARO展がやってくる!【東京都美術館】「展覧会 岡本太郎」(~12/28)内覧会レポート
戦後日本において最も高い人気と知名度を誇る芸術家・岡本太郎。 今秋、東京都美術館は「展覧会 岡本太郎」と題し、過去最大規模の回顧展を開催する。 開催前日に行われた報道内覧会の模様をレポートし、その内容の一部…
20世紀美術の神髄が、今ここに。
【国立西洋美術館】「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」内覧会レポート(~2023/1/22)
ピカソをはじめとした比類のないコレクションを誇るベルリン国立ベルクグリューン美術館。 ベルクグリューン美術館の改修を機に実現した本展では、日本初公開76点を含む97点ものコレクションが来日を果した。 今回は…
スラム街に愛を。人類に花束を。【上野の森美術館】「長坂真護展 Still A “BLACK” STAR Supported by なんぼや」(~11/6)内覧会レポート
ガーナのスラム街・アグボグブロシーから生まれた、廃棄物を使ったアート作品の数々。 今、持続可能な資本主義を目指すアーティスト長坂真護の活動に世界中の注目が集まりつつある。 現在、上野の森美術館において、長坂…
「日本美術」は、ここから始まった。【東京藝術大学大学美術館】特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」(~9/25)内覧会レポート
手前は高村光雲《矮鶏置物》明治22(1889)年 宮内庁三の丸尚蔵館蔵 前期展示① 芸術の教育・研究機関として重要な役割を担う東京藝術大学(旧・東京美術学校)。 その所蔵品と宮内庁三の丸尚蔵館の珠玉のコレク…
権力は芸術を求め、芸術はチカラとなる。【東京都美術館】「ボストン美術館展 芸術×力」(~10/2)内覧会レポート
増山雪斎《孔雀図》江戸時代、享和元年(1801年) ボストン美術館蔵 ボストン美術館設立150周年にあたる2020年に企画されながらも、新型コロナウイルスの感染拡大により延期を余儀なくされた本展。 その「ボ…
西洋美術の巨匠たちが紡ぐ、自然と人の物語。
【国立西洋美術館】「自然と人のダイアローグ」内覧会レポート (~9/11)
左からクロード・モネ《舟遊び》(1887)、ゲルハルト・リヒター《雲》(1970) 約1年半の休館を経て本年に4月に再開館を果たした国立西洋美術館。 リニューアルオープン記念となる本展覧会は、開館100周年…