手前は高村光雲《矮鶏置物》明治22(1889)年 宮内庁三の丸尚蔵館蔵 前期展示① 芸術の教育・研究機関として重要な役割を担う東京藝術大学(旧・東京美術学校)。 その所蔵品と宮内庁三の丸尚蔵館の珠玉のコレク…
権力は芸術を求め、芸術はチカラとなる。【東京都美術館】「ボストン美術館展 芸術×力」(~10/2)内覧会レポート
増山雪斎《孔雀図》江戸時代、享和元年(1801年) ボストン美術館蔵 ボストン美術館設立150周年にあたる2020年に企画されながらも、新型コロナウイルスの感染拡大により延期を余儀なくされた本展。 その「ボ…
西洋美術の巨匠たちが紡ぐ、自然と人の物語。
【国立西洋美術館】「自然と人のダイアローグ」内覧会レポート (~9/11)
左からクロード・モネ《舟遊び》(1887)、ゲルハルト・リヒター《雲》(1970) 約1年半の休館を経て本年に4月に再開館を果たした国立西洋美術館。 リニューアルオープン記念となる本展覧会は、開館100周年…
島人の想いを、未来に紡ぐ。
【東京国立博物館】特別展「琉球」内覧会レポート (~6/26)
黒漆首里那覇港図堆錦螺鈿衝立 (1928年・鹿児島県歴史・美術センター黎明館蔵) 令和4年(2022)、沖縄県は復帰50年を迎える。 かつて沖縄が琉球王国であったころ、アジアの海を舞台に諸国との貿易や外交を…
【速報】国立西洋美術館リニューアルオープン記念「自然と人のダイアローグ」(~9/11)開催中!
展示風景より、左からクロード・モネ《睡蓮、柳の反映》《睡蓮》(いずれも1916) 「 国立西洋美術館リニューアルオープン記念 自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホ、リヒターまで 」が国立西洋美…
【東京国立博物館 】全方位型の展示空間で、空也上人が蘇る。特別展「空也上人と六波羅蜜寺」(~5/8)報道内覧会レポート
《空也上人立像》 康勝作 鎌倉時代・13世紀 京都・六波羅蜜寺蔵 平安時代中期、民衆に阿弥陀信仰をいち早く広めた空也上人。 空也上人が創建した六波羅蜜寺に伝えられる上人像や、彼のもとで造られた四天王立像など…
【東京国立博物館 】特別展「空也上人と六波羅蜜寺」報道発表会レポート
報道発表会に登壇したお笑い芸人のみほとけさん(左)と六波羅蜜寺・山主の川崎純性氏(右) 東京国立博物館において、2022年3月1日(火)~5月8日(日)の期間、 特別展「空也上人と六波羅蜜寺」 が開催されま…
乃木坂の少女たちが、日本美術と共鳴する。
【東京国立博物館 表慶館】「春夏秋冬/フォーシーズンズ 乃木坂46」(~11/28)内覧会レポート
今秋、東京国立博物館で実験的な展覧会が開催される。 「フォーシーズンズ」と題されたその展覧会では、四季折々の花々に託された日本人の伝統的な感性と、乃木坂46という現代のポップアイコンが融合を果たす。 この刺…
この世界に、命を刻め。【東京都美術館】企画展「Walls & Bridges 世界にふれる、世界を生きる」(~10/9)内覧会レポート
《シエナの聖カタリナ像とその生涯の浮彫り》(部分) シルヴィア・ミニオ=パルウエルロ・保田 全世界で長く続くコロナ禍は、日々芸術に携わる人々の心に波紋を呼び起こした。 自分たちの「創る」という営みは一体何な…
【東京国立博物館】特別展「聖徳太子と法隆寺」レポート
脈々と受け継がれる、日本人の祈りの「かたち」。
四天王立像 広目天/多聞天 飛鳥時代・7世紀 奈良・法隆寺蔵 2021年7月13日(火)~9月5日(日)まで、東京国立博物館 平成館で聖徳太子1400年遠忌記念 特別展「聖徳太子と法隆寺」が開催されています…